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QE2世ジュビリーSのサトノレーヴはまたも2着、伏兵アルメラクにハナ差の惜敗

2026年06月21日 09:02

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 英G1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(4歳以上、芝6ハロン)がアスコット競馬場で現地20日に行われ、日本からサトノレーヴとルガルが参戦。2番人気に推されたサトノレーヴはゴール前で1番人気のジョリースターを捕らえるも、その影から伸びる8番人気アルメラクに足元をすくわれ、わずかにハナ差で2年連続の2着に惜敗した。

 外から2番目の18番枠からゲートを決めたサトノレーヴは、ハナも切れそうな出足から行きたい馬に先を譲り、馬場の中央付近に固まった集団の外側で2、3列目を追走。ジョリースターが集団の真ん中を先行し、並んで内側をルガルが進む。両馬の間で1列後ろのアルメラクはサトノレーヴと並ぶような位置につけた。

 残り2ハロンでルガルの鮫島克駿騎手がいち早く仕掛けて先頭をうかがうも、一拍置いて動いたジョリースターが1ハロンで取って代わり、それを目標に外からサトノレーヴが追撃。一完歩ずつ追い詰めるとゴール前で鼻面を前に出したが、その反対側でジョリースターに忍び寄っていたアルメラクが、サトノレーヴの死角から勝利をさらった。ルガルは8着に終わっている。

 アルメラクはW.ハガス調教師が管理するダークエンジェル産駒の4歳牡馬でシャドウェルの自家生産。昨年9月にJ.クローリー騎手が長期欠場する原因となった落馬事故で競走を中止し、それから8カ月半の休養を経た5月23日のリステッドで復帰戦を飾っていた。今回が重賞初挑戦で通算7戦4勝(2着2回)としている。

 英競馬メディア『attheraces.com』などによると、代打騎乗でアルメラクを勝利に導いたT.マーカンド騎手は「自分が勝ったかもしれないと思ったとき、最初に思ったのはジム(クローリー騎手)のことだった」「この馬と彼は昨年末に酷い落馬事故に遭った。ジムはキャリアをかけて(ケガと)戦っていて、この馬には彼が乗るべきなんだ」と復帰が遅れているクローリー騎手を思いやった。

 また、ハガス師は「彼は距離を十分にこなした。日本の馬(サトノレーヴ)には本当に悪いことをしたね。日本の馬が勝っていたら素晴らしかっただろうに」「世界中から馬がやってきて、我々の最大の開催をサポートしてくれるのは素晴らしいことだ。彼らに勝ててうれしいが、この状況が長く続いてくれたらと願っている」とライバル陣営に敬意を表し、今後のアルメラクについてはジュライカップが「当然のステップ」としている。

 なお、臨場していたクローリー騎手はアルメラクの復活を喜ぶとともに、自身の体調について「体の調子は良くて調教には乗っているけど、ここに来てG1レベルで乗れる状態には達していない」「十分に体調が戻って準備ができたと感じた時に復帰するとしか言えないかな」と具体的なスケジュールの言及を避けている。