NEWS

ニュース

ニュース/コラム

ノータブルスピーチが英G1シティオブヨークSを完勝、サトノレーヴは精彩欠く

2026年08月23日 15:00

  • 友だち追加数

 英G1シティオブヨークステークス(3歳以上、芝7ハロン)が現地22日にヨーク競馬場で行われ、1番人気のノータブルスピーチが好位追走から残り1ハロン標識の手前で抜け出すと、3番人気レイクフォレストとマーベルマン(7番人気タイ)の2着争いを尻目に2馬身3/4差を開いて完勝した。

 最内枠のノータブルスピーチは好発から脚を溜めるようにして道中を運び、逃げるマーベルマンから3馬身ほど離れて中間点を通過。長い直線の外ラチ側に出た馬群の内をキープしながら徐々に位置を上げ、残り1ハロンでマーベルマンをかわす一方、外ラチ方向へ寄りながらリードを広げて完勝した。

 勝ち馬の2馬身半ほど後ろから馬群の内を伸びたレイクフォレストがマーベルマンとの2着争いを短アタマ差で制し、2番人気のテンボブトニーは同じような位置から伸び切れず4着に終わった。

 英国滞在3戦目となったサトノレーヴ(6番人気)はゲート入りを嫌がるなど落ち着きがなく、五分の発馬を決めたものの力みの目立つ序盤戦。J.モレイラ騎手が懸命に折り合いをつけ、レイクフォレストとテンボブトニーの間でノータブルスピーチをマークした。しかし残り1ハロンで失速し、先頭から約6馬身差の9着と完敗に終わった。

 ゴドルフィン所有のノータブルスピーチはC.アップルビー調教師が管理するドバウィ産駒の5歳牡馬。今季は2戦目のロッキンジステークスで快勝するも前走のクイーンアンステークスでは完敗し、距離を初の7ハロンに短縮した今回で通算6度目のG1制覇とした。

 アップルビー師は英競馬メディア『racingtv.com』などに対し「この新しい7ハロンのG1は、英国競馬界にまさに必要とされていたもので、多くの支持を集めている。彼のような馬が勝利することで、このレースの評価が高まってくれたらいいね」と、昇格2年目のG1が選択肢として定着することを願っていた。また、この日は理想よりもやや柔らかい馬場状態で勝てたことを収穫とし、馬場が軟化する可能性もあるブリーダーズカップへ直行する自信になり得るとコメントしている。

 なお、レイクフォレストのW.ハガス調教師はBCマイルでノータブルスピーチと再戦する可能性に触れつつも今後について具体的に言及せず、マーベルマンのオーナーは次戦でスプリントカップか、同じく自身の所有馬で昨年はシティオブヨークSでの3着からフォレ賞を制したマラノアチャーリーと同じ道を行かせるかの二者択一になることを示唆した。