ジャパン
性齢 | 牡3 |
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父 | Galileo |
母 | Shastye |
母の父 | Danehill |
調教師 | A.オブライエン |
エネイブルの3連覇が焦点となっている今年の凱旋門賞だが、それに待ったをかける最右翼の存在はジャパンかもしれない。前走の英インターナショナルステークスでは、エネイブルと現役最強の評価を二分していたクリスタルオーシャンにアタマ差の勝利。他の追随を許さないかに見えていた2強の間に割って入り、次世代のエースへ高らかと名乗りを挙げた。凱旋門賞でエネイブルも撃破ということになれば、現役最強へと一気に評価を高めることにもなるだろう。7月のパリ大賞勝ちでコース実績があり、アイルランド調教の3歳馬としては経験値が高いのも魅力だ。
それだけではない。ジャパンは最新の世界ランキングでレーティング122の13位につけており、これはA.オブライエン厩舎の先輩にしてエネイブルと接戦を繰り返してきたマジカルと同格。マジカルはエネイブルに4連敗で水をあけられた感もあるが、今季の2戦でつけられた着差は平均1馬身半ほどしかない。凱旋門賞にはジャパンとマジカルの強力なコンビでエネイブルにプレッシャーをかけられる利は大きい。今季のマジカルはクリスタルオーシャンにも敗れており、ジャパンとの関係では一歩譲るかもしれない。ただ、実力は紙一重だけに、打倒エネイブルのチャンスはどちらにもあるだろう。