アヴァンチュール
牝4 12戦6勝[6-5-0-1]
昨年の凱旋門賞では1馬身1/4差の2着に惜敗したが、自身より前で流れに乗った馬たちが粘る展開で負けて強しの内容。今年も4戦3勝、2着1回と堅実さは変わらず、前走のヴェルメイユ賞でG1初制覇など実績は他の追随を許さない。雪辱に王手をかけて臨む。
ミニーホーク
牝3 6戦5勝[5-1-0-0]
牝馬優勢が下馬評の凱旋門賞で3歳馬の筆頭と目されるミニーホーク。英・愛・ヨークシャーとオークスを3勝しての出走は2017年に優勝のエネイブル、2021年に6着のスノーフォールに匹敵する実績のうえ、1走少ない臨戦過程は最も余裕がある。上位争いは必至か。
クロワデュノール
牡3 6戦5勝[5-1-0-0]
3歳で凱旋門賞に挑んだダービー馬は過去に3頭。本番での最高着順はキズナの4着だが、現地で道悪の前哨戦を勝ち切った点が共通している。皐月賞からダービーで変わり身を見せたように、3カ月半ぶりの実戦だった前走から叩き2戦目の本番は上積みも大きいはず。
ビザンチンドリーム
牡4 10戦4勝[4-1-0-5]
2月のレッドシーターフHで圧巻の捲りを決め、きさらぎ賞から1年ぶりの白星を手にすると、天皇賞(春)でも勝利に迫って本格化を印象づけた。前走のフォワ賞では直線勝負の展開にも対応する瞬発力を披露。O.マーフィー騎手の継続騎乗も心強く期待は大きい。
ソジー
牡4 11戦6勝[6-2-1-2]
ガネー賞を制し今秋はフォワ賞でビザンチンドリームの2着。総合力高く、展開不問で頂点をうかがう。
カルパナ
牝4 12戦5勝[5-5-2-0]
キングジョージでカランダガンの2着。セプテンバーSは取りこぼすも大目標はここ。先行して長く脚を使え、巻き返し十分。
クアリフィカー
牡3 8戦4勝[4-1-2-1]
ニエル賞を鋭い末脚で差し切り。距離とコース適性を示し、本番でも一撃の可能性を秘める。
アロヒアリイ
牡3 5戦2勝[2-1-1-1]
前走のギヨームドルナノ賞は楽勝ともいえる逃げ切り。弥生賞や皐月賞の粗削りな走りから見違える快走で重賞初制覇を飾り、自らの力で凱旋門賞への道を切り拓いた。この勢いで初めての距離やコース、大幅に強化する相手関係など何枚の壁を乗り越えられるか。
ダリズ
牡3 6戦4勝[4-1-0-1]
プランスドランジュ賞でクロワデュノールに食い下がった。折り合ってロスなく運べれば、上位進出を狙える下地。
エストレンジ
牝4 6戦4勝[4-1-0-1]
ランカシャーオークス勝ち、ヨークシャーオークス2着。ヴェルメイユ賞回避後は本番か英牝馬路線へ。地力確か。
ゲゾラ
牝3 8戦4勝[4-2-1-1]
仏オークスVの実力馬。成長著しく、道中スムーズなら終い確実に脚を使う。
キジサナ
牝5 8戦6勝[6-0-1-1]
ジャンロマネ賞を制して新設された優先出走権で出走。操縦性高く、展開ハマれば馬券圏内の好勝負。
ジアヴェロット
牡6 21戦8勝[8-2-6-5]
セプテンバーSでカルパナを退ける。渋った馬場なら粘り強さが生きる。
ロスアンゼルス
牡4 14戦7勝[7-0-2-5]
今季タタソールズGC制覇。秋は本番見据え調整。折り合えば末脚生き、巻き返しの余地がある。
ワール
牝3 10戦5勝[5-1-0-4]
プリティポリーSとナッソーSを連勝もヴェルメイユ賞は失速。立て直しが利けば能力は通用、当日の気配次第。
アルマカム
牡4 10戦3勝[3-2-3-2]
ブリガディアジェラードS勝ち→フォワ賞3着で距離対応示す。良化あれば掲示板圏をうかがう。
ルファール
牡3 6戦3勝[3-1-0-2]
パリ大賞勝ちの上がり馬。初の古馬混合で試金石、展開次第で入着候補。
ホワイトバーチ
牡5 13戦5勝[5-2-1-5]
昨年タタソールズGC覇者。今季も上位相手に善戦。道悪歓迎で条件噛み合えば浮上余地。