ブリーダーズカップクラシック 2023/11/5(日) 07:40発走 サンタアニタパーク競馬場

レース傾向(STATS)

アメリカ競馬における下半期のハイライト、ブリーダーズカップデー。
そのメインレースを飾るのは、ダート中距離のチャンピオン決定戦、ブリーダーズカップクラシック。今年は日本からウシュバテソーロとデルマソトガケが参戦する。
過去10年のデータより、ブリーダーズカップクラシックのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ウシュバテソーロ

    122

  • ホワイトアバリオ

    122

  • アルカンジェロ

    121

  • アレイビアンナイト

    118

  • ゼンダン

    118

  • デルマソトガケ

    118

  • ブライトフューチャー

    116

  • プロクシー

    115

  • サウジクラウン

    114

  • セニョールバスカドール

    114

  • ドリームライク

    113

  • クラプトン

    112

  • ミストザカット

    111

注:単位はポンド


JRAが11月2日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアメリカのホワイトアバリオと日本のウシュバテソーロで122となっている。もう一頭日本から出走するデルマソトガケは118となっている。
※アルカンジェロは出走取消となりました。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 0 2 8 0% 0% 20%
2 0 0 0 10 0% 0% 0%
3 0 0 2 8 0% 0% 20%
4 3 2 0 5 30% 50% 50%
5 1 0 1 8 10% 10% 20%
6 1 1 0 8 10% 20% 20%
7 1 2 2 5 10% 30% 50%
8 0 2 2 6 0% 20% 40%
9 2 1 0 4 28.6% 42.9% 42.9%
10 1 1 0 4 16.7% 33.3% 33.3%
11 0 1 0 4 0% 20% 20%
12 0 0 0 2 0% 0% 0%
13 0 0 1 1 0% 0% 50%
14 1 0 0 1 50% 50% 50%

最も勝利を収めているのは4番ゲートの3回。2021年のニックスゴー、2022年のフライトラインと、ここ最近は4番ゲートが2年連続で勝利している。次いで9番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると7番ゲート、10番ゲート、14番ゲートも好成績を収めている。

2021年の覇者、ニックスゴー(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 4 3 4 28 10.3% 17.9% 28.2%
4歳 3 6 6 22 8.1% 24.3% 40.5%
5歳 3 1 0 17 14.3% 19% 19%
6歳 0 0 0 5 0% 0% 0%
7歳以上 0 0 0 2 0% 0% 0%

3歳馬が最も勝利しており4回。日本から参戦する3歳馬・デルマソトガケには心強いデータだ。次いで4歳と5歳が3勝ずつ挙げている。6歳以上の勝利はなく、2着・3着にも1度も入っておらず苦戦を強いられている。

3歳の身で挑戦するデルマソトガケ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 10 10 10 73 9.7% 19.4% 29.1%
牝馬 0 0 0 1 0% 0% 0%

過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。牝馬は出走数自体が少なく4着以下が1回あるのみで苦戦傾向。有力馬のホワイトアバリオをはじめ今年も全て牡馬がエントリーしている。

有力馬の一頭、ホワイトアバリオ(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 25% 40% 55%
10倍~29.9倍 0% 5.4% 13.5%
30~49.9倍 0% 15.4% 23.1%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高く25%。最も人気を集めて勝ったのが昨年のフライトラインで1.4倍。単勝オッズが10倍を超えた馬の優勝はなく順当に人気馬が勝利する傾向だが、2着3着には単勝オッズ10倍以上の馬が入ることもあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。

昨年は圧倒的な人気を集めたフライトラインが優勝(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

ブリーダーズカップクラシックにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
オーサムアゲインステークス(米G1) 2 4 1
トラヴァーズステークス(米G1) 2 0 1
ジョッキークラブゴールドカップ(米G1) 1 2 1
パシフィッククラシック(米G1) 1 2 0
ペンシルベニアダービー(米G2) 1 1 1
ウッドワードステークス(米G2) 1 1 1
ルーカスクラシック(米G3) 1 0 0
プリークネスステークス(米G1) 1 0 0
ペンシルベニアダービー(米G1) 0 0 2
アイリッシュチャンピオンステークス(愛G1) 0 0 1
ケルソハンデキャップ(米G2) 0 0 1
条件戦 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。オーサムアゲインステークスとトラヴァーズステークスをステップにした馬が最も多く2回ずつ勝利している。他はアメリカの様々なG1、G2レースから参戦している。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
アメリカ 10 10 8 61 11.2% 22.5% 31.5%
イギリス 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
アイルランド 0 0 1 5 0% 0% 16.7%

下記10年では地元アメリカが10勝している。他の国は苦戦傾向にあるが、日本から参戦するウシュバテソーロは日本馬初の栄冠を手にすることができるだろうか?

日本から参戦するウシュバテソーロ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

 

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