ソヴリンティ
9戦6勝[6-2-0-1]
クラシック二冠にトラヴァーズS勝ちの実績、それらの内容は3歳世代で頭ひとつ抜けた存在。相手次第で自在に立ち回れる機動力があり、近年の3歳馬でも屈指の実力と評価されている。古馬と初対戦となる今回、前年の上位3頭を含む強力な相手に真価が問われる。
シエラレオーネ
13戦5勝[5-5-3-0]
史上2頭目の連覇はなるか。今年は序盤の2戦を取りこぼしたものの、8月のホイットニーSではらしさ全開の豪脚炸裂でフィアースネスらを一蹴。健在をアピールした。持ち味の末脚は厳しいレースになるほど威力を増す。最高の舞台で相手強化は望むところだ。
フィアースネス
13戦7勝[7-2-1-3]
昨年のBCクラシックでは2着に敗れたが、半マイル通過44秒96の激流を2番手で追走し、マークするフォーエバーヤングに先を譲らなかった。前走のパシフィッククラシックは馬群の中から突き抜ける収穫大の完勝劇。デルマー競馬場との相性の良さも印象づけている。
フォーエバーヤング
12戦9勝[9-0-3-0]
史上最高の呼び声もかかる強豪たちを撃破し、BCクラシック制覇の偉業を狙う。昨年は先行するフィアースネスを捕らえ切れず、シエラレオーネにも差されての3着。これにソヴリンティら3歳勢も加わり壁は一段と高くなるが、それを乗り越えれば価値は絶大だ。
ジャーナリズム
10戦6勝[6-3-1-0]
三冠路線で実績十分。プリークネスS制覇に加え安定感も高い。前売りは中位人気ながら、展開問わず上位争い可能。
マインドフレーム
8戦5勝[5-2-0-1]
昨夏の骨挫傷から復帰した今年は初戦からG1初制覇を含む3連勝など本格化。僚馬フィアースネスとの競合を避け、ホイットニーSを回避して臨んだ前走は発馬直後の不利で競走中止と誤算が生じたが、シエラレオーネとの直接対決で負けなしの実力は侮れない。
バエザ
8戦2勝[2-3-2-1]
ペンシルベニアダービーで躍進。クラシック級の素質に加え持続力が武器。相手強化でも成長分で食い下がる。
アンティクエリアン
9戦4勝[4-3-0-2]
ジョッキークラブゴールドCを差し切り快勝。地力強化が顕著で同距離で臨めるのは好材料。展開次第で台頭のシーンも。
ネバダビーチ
4戦3勝[3-1-0-0]
グッドウッドSを制し勢いはあるが、今回は相手が一気に強化。前売り評価も控えめだが、どこまで粘れるか。
コントラリーシンキング
7戦2勝[2-0-0-5]
重賞勝ちはなく格上挑戦。近走はG1でのペースメイク役が中心で、展開利がなければ苦戦濃厚。