ノータブルスピーチ
13戦6勝[6-1-1-5]
陣営が4連覇を狙った昨年のBCマイルは日米で1番人気も約1馬身及ばず3着。今年は堅実な一方で勝ち切れず成長力を疑問視されたが、前々走のジャックルマロワ賞でアタマ差の2着、前走のウッドバインマイルで13カ月半ぶりの勝利と、本来の走りを取り戻している。
ザライオンインウィンター
8戦2勝[2-1-2-3]
ジャンプラ賞で接戦の3着。ジャックルマロワ賞は最下位に沈むもムーランドロンシャン賞とクイーンエリザベス2世Sでは復調。前売りでも上位評価で、展開が噛み合えば主役候補。
サーラン
6戦3勝[3-1-0-2]
前走のムーランドロンシャン賞では中団から鋭く抜け出し、今季のG1戦線で複数の入着があるロザリオン、ザライオンインウィンターとの接戦を制した。前々走のダフニス賞(1着)ともども瞬発力には目を見張るものがあり、高速馬場でより持ち味が生きそうだ。
レトリカル
6戦5勝[5-0-1-0]
クールモアターフマイルを差し切り勝ち。米マイル路線で勢い十分。先行・差しの両面で主役を狙う。
ヨハネス
15戦9勝[9-1-1-4]
昨年は初戦から重賞4連勝の勢いでBCマイルに挑み、直線で先頭の場面を作るも2着に惜敗。今年は骨挫傷で8月まで始動が遅れ、初戦こそ折り合いを欠くなど9着に沈んだが、2戦目の前走は昨年同様にG2シティオブホープマイルSを貫禄勝ちして態勢を整えた。
フォーミダブルマン
15戦8勝[8-2-0-5]
昨年7月以降に崩れたのはフロリダのペガサスWCターフだけで、地元のカリフォルニアでは7戦6勝。とりわけデルマー競馬場ではG1ハリウッドダービーや直近2戦の重賞を含む6戦全勝と無敵を誇る。地の利を味方に迎える大一番は千載一遇のチャンスだ。
ジョンキル
8戦3勝[3-1-0-4]
イギリス生まれの3歳馬で複数の欧州重賞好走歴あり。前走クールモアターフマイルが初の米マイル挑戦ながらも善戦し、上がり目も十分。展開噛み合えば連絡みも。
プログラムトレーディング
9戦5勝[5-3-0-1]
C.ブラウン厩舎のG1実績馬。短期転戦を多くこなし、安定した走りを見せてきた。米マイル路線参加にあたり展開ひとつで差し込み上位視野。
アルジーヌ
14戦7勝[7-3-1-3]
年末のターコイズSで重賞初制覇を飾り、ヴィクトリアマイルでは勝ち馬とタイム差なしの4着。前走のクイーンSでは母子制覇を達成と、5歳ながら今が旬を思わせる。小回りコースで重賞2勝の実績は舞台適性を感じさせ、世界の強豪相手でも上位争いの期待はある。
ガスミーアップ
9戦4勝[4-1-1-3]
カナダで実績を積む古馬。距離は合うがG1の一線級相手では力量比較で見劣りも。掲示板圏内を目標にしたい。
ワンストライプ
10戦6勝[6-1-0-3]
南アのキングズプレート覇者。北米初戦ウッドバインマイルは5着と通用の片鱗。叩き2戦目での上積みがあれば一考。
キラート
14戦4勝[4-4-1-5]
英G1サセックスSを151倍の低評価で逃げ切り大波乱。能力は侮れないが輸送と小回り適性が鍵で展開待ちの立場。
グランオリエンテ
11戦3勝[3-4-0-4]
チリのG1サンチアゴファラベラブリーダーズCを制し本番参戦。南米の実績としては十分だが、米国の高速芝およびトップクラス相手での実績が乏しく、大きな上積みなければ厳しい。