キャッペッザーノ
性齢 | セ5 |
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父 | Bernardini |
母 | Cableknit |
母の父 | Unbridled's Song |
調教師 | S.ビン・ガデイヤー |
前哨戦のアルマクトゥームチャレンジ(AMC)R3で、前年のドバイ覇者サンダースノーを9.5馬身差ちぎり捨てる衝撃の逃走劇を披露したキャッペッザーノ。重賞初制覇がG1レースと一躍、表舞台に浮上してきた形だが、今季の戦いぶりからは切っ掛けをつかんだ感がある。
キャリア14戦のうち11戦をメイダン競馬場のダートで戦い、昨年までは2勝止まり。ところが、ゴドルフィンマイルで13着に大敗後、9か月の休養から暮れの12月に始動すると、5歳を迎えた今年1月から3連勝でメキメキと頭角を現してきた。まずは年明け初戦のハンデ戦で中団馬群の外からスムーズに進出し2.25馬身差の完勝を収めると、同じくハンデ戦の次戦ではハナを切って直線独走となる14馬身差での圧勝。これに意を強くしたS.ビン・ガデイヤー調教師が、前年に大差負けしたAMCR3に再挑戦させて圧勝劇を呼び込んだ。
ガデイヤー師によると、キャッペッザーノが最近2戦のようなパフォーマンスを発揮するには、気分良く走ることが条件という。連勝の起点となったレースは逃げていないものの、外枠からダートの蹴り返しを浴びずに済む位置を走っていた。とはいえ、派手な勝ちっぷりの一方で前走の2分5秒台という走破時計は平凡。1月の2戦も同距離のAMCR1(ノースアメリカ)にタイムは劣っており、相手が一気に強化する本番が試金石となる。
キャッペッザーノの競馬データ