「Winning Post」チームコメント

『Winning Post 9 2021』開発チームによるその他3つのG1レースに対する見解！

■ドバイシーマクラシック
◎クロノジェネシス
〇ウォルトンストリート
▲モーグル
△ラヴズオンリーユー
△ミシュリフ
△ドバイフューチャー

本命は現役トップクラスの実力馬クロノジェネシスです。小回りの右回りがベスト条件だと思いますが、今の充実ぶりから、ここでも好勝負できるとみています。

相手筆頭にはウォルトンストリート。本番と同じコースをコースレコードで連勝中、勢いと適性は抜群です。実績的に見劣る面や年齢など、過去の好走馬データ的には厳しいところはありますが、コース適性重視で狙いたい馬です。

昨年パリ大賞を好タイムで制し、香港ヴァーズでも香港の雄エグザルタントに快勝したモーグルも強敵です。

もう１頭の日本馬ラヴズオンリーユーも、前走久々の勝利で復調気配を見せています。兄リアルスティールもメイダンとは好相性で、この一族はドバイの地が合うかもしれません。

取捨が難しいのが、実績上位のサウジCの覇者ミシュリフ。初の2400mに不安が残ります。あっさり勝たれてもおかしくないですが、今回は押さえまでの評価です。

最後に、穴馬としてL.デットーリ騎手騎乗のドバウィ産駒、ドバイフューチャーも押さえます。

■ドバイターフ
◎アルスハイル
〇ロードグリッターズ
▲エクティラーン
△ロードノース
△ヴァンドギャルド

本命はアルスハイルです。前走のジェベルハッタは僅差の3着止まりでしたが、8ヶ月ぶりの休み明け。一叩きした今回は上昇の余地十分だと思います。このレースと相性の良いミスプロ系のドバウィ産駒というのも評価できます。

同じくジェベルハッタ好走組の2頭も評価しています。
ロードグリッターズは一昨年人気薄でアーモンドアイの3着に来た実績があり、前走は後方一気で豪快に差し切り勝ち。今年は人気になりそうです。

エクティラーンは先行して並ばれてから抜かせない前走内容を評価。前走2着のわりにあまり人気にならないと思いますので、狙ってみたい1頭です。

その他実績上位のロードノースも候補の1頭だと思います。ミスプロ系のドバウィ産駒で、鞍上はL.デットーリ騎手となれば無視できない存在だと思います。

最後に、ディープインパクト産駒もメイダンとは相性が良く、日本のヴァンドギャルドの一発にも期待します。

■ドバイゴールデンシャヒーン
◎コパノキッキング
〇ヤウポン
▲ワイルドマンジャック
△マテラスカイ
△キャンヴァスト
△アルタリク

アメリカ勢がとにかく強く、そして、先行有利の傾向にあるレースですが、逃げ先行勢が揃った感があり、流れ自体は差し馬向きになると考え、コパノキッキングが本命です。引き続き騎乗するW.ビュイック騎手とも合っていそうで、前走同様、大外一気の鋭い末脚を見せてくれると思います。

とは言え、やはりダート大国アメリカ調教馬は強く、相手には先行するヤウポンと前走内容が評価できるワイルドマンジャックを取ります。

先行有利と考えれば、マテラスカイも当然候補の1頭です。メイダン適性は証明済。ハナを切るのが理想ですが、番手でも揉まれない競馬が出来れば、一昨年の雪辱まであるかもしれません。

差し競馬の流れになった時のドバイのキャンヴァスト、好位で競馬ができる同じくドバイのアルタリクまで押さえたいと思います。