ドバイワールドカップ

2022/3/27(日) 01:30発走 メイダン競馬場

注目馬NOTABLE HORSE

ホットロッドチャーリー

性齢 牡4
Oxbow
Indian Miss
母の父 Indian Charlie
調教師 D.オニール

1着賞金が約8億円のドバイWCは、どの陣営にとっても大目標であり“本気度”を問うのはナンセンスというもの。それでも、この一戦に賭けるホットロッドチャーリー陣営の熱量は十分に感じ取ることがきる。ドバイWCにはアメリカから4頭が参戦するが、この馬だけが2か月以上も前にドバイ入りしてアルマクトゥームチャレンジR2に臨み、直線だけで後続を5馬身余り突き放す圧勝で試走を終えた。その後はサウジCにもアルマクトゥームチャレンジR3にも出走せず、ここ一本に狙いを絞って調整を続けている。

実力も申し分ない。2歳時のBCジュベナイルを皮切りに三冠戦のケンタッキーダービー、ベルモントSと主要G1で2着(ダービーは繰り上がり)を続けた。ハスケルステークスでは1位入線したものの進路妨害で降着となり、続くペンシルベニアダービーまでG1初制覇がお預けになった経緯がある。三冠戦のうちプリークネスSには出走しておらず、ここまでG1は1勝ながら明け4歳世代で1、2を争う実力の持ち主と考えることができる。

今回は大本命のライフイズグッドが初の2000mであるのに対し、ホットロッドチャーリーはKYダービーとベルモントSで距離をクリアし、すでにメイダン競馬場で実戦も経験している。前走が余裕残しの仕上げだったことはD.オニール調教師も認めるところで、決戦に向けて首尾は万端といったところだ。