ドバイワールドカップ
2022/3/27(日) 01:30発走 メイダン競馬場
性齢 | 牡5 |
---|---|
父 | Tonalist |
母 | Arabian Song |
母の父 | Forestry |
調教師 | B.バファート |
度重なる転厩など紆余曲折のキャリアを歩んできたカントリーグラマーだが、このドバイWCで本命視される1歳下のライフイズグッドとは同じ釜の飯を食った仲でもある。カントリーグラマーは2歳の2019年10月にC.ブラウン厩舎からデビューし、3歳の夏に重賞初制覇を飾った。しかし、秋にオーナーが亡くなると2021年1月のセールに出され、ウィンスターファームが購買してB.バファート厩舎へ移籍。ウィンスターファームが異なる形で共同所有するライフイズグッドの僚馬となった。
4月に迎えた転厩初戦はカリフォルニアンSでクビ差の2着に惜敗したが、次戦のハリウッドゴールドCでは同じ相手にアタマ差で雪辱してG1初制覇を飾った。しかし、直後にバファート師が禁止薬物の使用疑惑によりニューヨークなどで出走停止になると、ライフイズグッドとともにT.プレッチャー厩舎へ移籍。さらには夏のホイットニーSを目指して調整中に足首を負傷して戦線離脱した。
その後、バファート師が裁判に勝訴してニューヨークの処分が取り消されると、プレッチャー師の下で1走もしないままバファート厩舎に出戻り。前走のサウジCでは最後に差されて惜敗したものの、9か月ぶりの実戦としては十分な内容を残した。昨年のハリウッドゴールドCを勝った際は8か月の休養明けから2戦目。今回も上積みは必至で、プレッチャー厩舎に残ったかつての同僚との初対決は大いに見ものだ。