性齢 | 牡7 |
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父 | オルフェーヴル |
母 | シナスタジア |
母の父 | Gone West |
調教師 | 矢作芳人 |
2年ぶりのドバイ遠征で前回の借りを返したい。直前のカペラSで3度目の重賞勝ちを飾り、その勢いとともに中東遠征を敢行した2021年はリヤドダートスプリント(DS)で6着、ドバイゴールデンシャヒーン(GS)でも11着に完敗。リヤドDSでは出遅れながらもよく食らいついて着順以上の内容だった一方、ドバイGSでは内枠から逃げの形に持ち込もうとするも世界のスピードに呑まれ、どちらも自分のレースをできないまま終わってしまった。
帰国後は斤量(ハンデ)や収得賞金などの関係でレースの選択肢が限られ、芝の重賞に出走するなど思うに任せない状況が続いた。1年経った昨年、大和Sでトップハンデを克服し、久々の白星を手にしたものの現状を打開するには至らなかった。そうした中でもクラスターCとカペラSで3着に健闘。カペラSではリメイクに約4馬身差をつけられたが、当時は2kg重い斤量を負担しており、先行勢が壊滅する激流の中で唯一、上位に踏み止まるなど力を見せている。
前走のリヤドSは2年前と同じようにゲートが遅かったが、すぐに挽回してハナを叩くと最終コーナーから抜け出す大きな見せ場を作って4着。着順に表れている通り内容は2021年以上で、道中がスムーズなら海外でも互角に渡り合えることが分かったのは収穫だ。この流れをドバイGSにつなげたい。