ドバイゴールデンシャヒーン 2023/3/25(土) 23:25発走 メイダン競馬場

注目馬NOTABLE HORSE

ガナイト

性齢 牡4
Gun Runner
Simple Surprise
母の父 Cowboy Cal
調教師 S.アスムッセン

ドバイゴールデンシャヒーンでは直近3回連続で2着の日本調教馬にとって、越えなければならないのがアメリカ勢の壁。質・量の双方から層の厚いアメリカ調教馬を倒すのは容易なことではない。今年もアメリカから5頭が参戦するが、最大の敵となりそうなのがガナイトだ。日本勢とは前走のリヤドダートスプリントで対戦しており、リメイクを抑えての2着とすでに優位に立っている。エリートパワー(1着)の強さに目を奪われがちだが、ガナイトもリメイクに2馬身差をつけたように、その実力もまた一枚上と認めざるを得ない。

ここまでG1勝ちは2歳時のホープフルSのみだが、3歳の昨年は長期休養から復帰3戦目のG2アムステルダムSで2度目の重賞制覇を飾ると、続くG1アレンジャーケンスSでは1馬身1/4差の2着に善戦。BC開催ではスプリントではなくマイルに挑み、先頭争いの直線半ばで不利を受けながら4着と大きな見せ場を作った。注目すべきはガナイトの生産・所有はウィンシェルサラブレッズで、管理するのもS.アスムッセン調教師と、父ガンランナーと全く同じチームに育てられている点。ガンランナーはドバイWCから帰国した4歳の夏からG1レース5連勝で頂点を極めたが、その特性を熟知していることに疑いはない。ガナイトの快進撃が始まるのもそろそろだろう。