性齢 | 牡5 |
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父 | ディープインパクト |
母 | ドバイマジェスティ |
母の父 | Essence Of Dubai |
調教師 | 藤原英昭 |
昨年は積極策からゴール前の混戦を制し、8年ぶりのタイトルを日本に持ち帰ったシャフリヤールが、レース史上初の連覇をかけて再び海を渡る。1年前はクビ差の2着ユビアーがBCターフの覇者だったのをはじめ、4着以下もパイルドライヴァーがキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、6着のアレンカーはタタソールズGC、7着のフクムもコロネーションCと、欧州勢が帰国後に次々とG1制覇を果たすハイレベルな相手関係。シャフリヤールも英国に飛び、ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSに挑んで完敗したものの、ドバイと欧州とでは馬場の勝手が違った。それ故に、今回も欧州勢に対しては強気になれる面がある。
その後の天皇賞(秋)も5着で見せ場を作れなかったが、パンサラッサが大逃げから粘り込む特殊な展開が要因。続くジャパンCではヴェラアズールに3/4馬身及ばなかったとはいえ、15番枠から終始、馬群の外を走らされて2着に巻き返した。内から狭い馬群を割ったヴェラアズールは見事だったが、通ったコースの分を差し引けばシャフリヤールも負けて強しの内容と言える。
今回は4か月ぶりの実戦だが、ジャパンCからのドバイ遠征は昨年と同様で何ら問題ない。あとはイクイノックスにウインマリリンと、昨年以上に強化した印象のある日本勢同士の力関係が気になるところか。