ドバイシーマクラシック 2023/3/26(日) 01:00発走 メイダン競馬場

注目馬NOTABLE HORSE

モスターダフ

性齢 牡5
Frankel
Handassa
母の父 Dubawi
調教師 J&T.ゴスデン

昨年のドバイシーマクラシックでは、直前のネオムターフCを逃げ切って臨んだオーソリティが小差の3着に善戦したが、今年のネオムターフCを制したモスターダフは2着に7馬身差をつける圧勝だった。モスターダフの走破時計は2分6秒24で、オーソリティの2分6秒72よりやや速い。また、モスターダフの2着ドバイフューチャーは昨年のシーマクラシックにも出走しており、11着ながらオーソリティとは5馬身差もなかった。数字の面でモスターダフはオーソリティと同等か、それ以上の実力を秘めている可能性がある。

その能力を本格的に開花させたのは4歳からで、マイルを主戦場としていた3歳最終戦で重賞初制覇を飾ると、4歳からは2000m以上に路線転換。初戦のゴードンリチャーズSで幸先良く重賞2勝目とした。2戦目以降は後に英チャンピオンSを勝つベイブリッジ、ブルームやユビアーといったG1の常連に完敗が続いたが、ひと息入れた秋にはオールウェザーのG3セプテンバーSを完勝。2着に下したドバイオナーは今月18日に豪G1ランヴェットSを勝つなど、G1クラスの強豪を相手に着実に実力をつけてきた。

重馬場の凱旋門賞では最下位の20着に大敗したが、19着のドウデュースとは3/4馬身差。平坦コースのサウジで圧勝した事実と合わせて日本調教馬と親和性を感じさせ、ここでも侮れない相手となりそうだ。