ナカトミ
セ516戦5勝[5-2-5-4]
重賞勝ちこそないものの、BCスプリント3着の実績を持つ。前走はアメリカの復帰戦で、今回のドバイターフへ向けて調整。通常先行するタイプだが、前走では追い込みを見せた。
リメイク
牡516戦8勝[8-3-2-3]
前走のリヤドダートスプリントは満を持しての仕掛けから鮮やかな差し切りで快勝。昨年の3着からステップアップを果たすとともに、コリアスプリントに続く2度目の海外重賞制覇を飾った。それらの勝ちっぷりからも、ここ1年で一段の充実を見て取れる。昨年のドバイゴールデンシャヒーンでは5着に終わったが、同じように4歳の初挑戦で5着だったマテラスカイは5歳の翌年に2着へと前進した。ダート馬は芝馬よりも完成に時間を要す傾向があるだけに、リメイクも5歳の再挑戦でひと味違うところを見せてくれるだろう。
シベリウス
セ624戦9勝[9-3-3-9]
ミスタープロスペクターSでの重賞初制覇からリステッドも勝ち、連勝で挑戦した昨年のドバイゴールデンシャヒーンは、1番枠を利して巧みに内ラチ沿いを立ち回り、前年の覇者スイッツァランドの追撃をハナ差封じて初挑戦のG1も突破。アメリカに帰国後は勢いを持続できずに10月のフェニックスSまで3連敗するも、復調の兆しを見つけた陣営がドバイゴールデンシャヒーンを目標に据えて1年前と同じローテーションを組むと復活した。前走では今回も対戦するBCスプリント3着馬のナカトミを封じ、あらためてG1級の力を証明している。
ホプキンズ
牡610戦3勝[3-5-0-2]
アメリカからの挑戦。昨年の4着馬で、脚質は逃げ。強豪を振り切れるか。
ボールドジャーニー
牡521戦7勝[7-6-1-7]
前走のリヤドダートスプリントは3着。終いに脚を伸ばしてきた。前が速くなれば最後なだれ込む可能性も。
イグナイター
牡626戦12勝[12-4-2-8]
2年連続のNARグランプリ年度代表馬に輝いた地方競馬の雄が初の海外遠征に挑む。ここまでJpn1を含むG1級は6戦1勝だが、そのうち4戦はイグナイターにとって長いマイル戦。3走前のマイルCS南部杯はレモンポップに大差をつけられたものの2着を確保、前走のフェブラリーSもハイペースを先行して11着に沈んだが、直線半ばまで先頭争いの見せ場を作った。その間、JBCスプリントではリメイクに1馬身1/2差をつけて快勝と、直近3戦の内容で国内トップクラスの片鱗を見せている。ベストのスプリント戦なら楽しみだ。
ムーヒーブ
牡614戦5勝[5-1-2-6]
昨年の13着馬。前走アルシンダガスプリント(G3)を6 3/4馬身差で圧勝。前走のような末脚炸裂なるか。
タズ
セ718戦5勝[5-3-4-6]
ドバイワールドカップデーは4年連続の出走になる。昨年の7着馬。前哨戦のG3ドバウィステークスは8馬身半差の圧勝を決めるも、リヤドダートスプリント(G3)は10着に惨敗。走り慣れたドバイで挽回なるか。
ドンフランキー
牡515戦7勝[7-3-0-5]
明け4歳で順調にオープン入りを果たした昨年は、7月のプロキオンSでリメイクをクビ差抑え、JRAの重賞における最重量記録を樹立して初タイトル獲得。続くクラスターCではリメイクに逆転されたが、10月の東京盃で大井競馬場1200mのレコードを更新して重賞2勝目とした。その際に左橈骨遠位端骨折が判明し、前走のフェブラリーSは休養明けで9着に終わったが、590kgを超える巨漢で1600mの距離も長く状況的に厳しかった。叩き2戦目で適条件に戻る今回は変わり身の材料がそろっている。
ランクラシック
牡612戦5勝[5-2-1-4]
前走アメリカのリステッドレースを好位から鋭く差し切り勝ち。相手が強いが自身は2連勝中。
カラーアップ
セ611戦5勝[5-2-1-3]
ドバイワールドカップデーは初参戦。ジェベルアリスプリント(L)を制してこのレースに挑戦。
ケイアイドリー
牡725戦8勝[8-6-3-8]
昨年6月の北海道スプリントCで重賞初制覇を飾ってから白星に見放され、前走までの4戦の中でドンフランキー(東京盃)、イグナイター(JBCスプリント)、そしてリメイク(リヤドダートスプリント)に連敗。今回も対戦する相手たちが勝ったレースで結果を残せていないが、東京盃は不良馬場、JBCスプリントは第3コーナーで落馬寸前の不利、リヤドDSもゲートで脚を滑らせ後方追走と明確な敗因がある。3回の重賞連対時は4番手以内で最終コーナーをクリアしており、自分の形に持ち込んで実力を証明したい。
リーディングスピリット
セ834戦6勝[6-6-5-17]
前哨戦のマハブアルシマール(G3)を勝利。G1は初挑戦だが、地の利を活かせるか。
フリーダムファイター
牡612戦1勝[1-4-1-6]
初勝利の後は、G3で2着があるものの重賞勝ちまであと1歩。