ドバイゴールデンシャヒーン 2024/3/30(土) 23:25発走 メイダン競馬場

レース傾向(STATS)

ダート1200mで行われるUAEのダートスプリント王決定戦、ドバイゴールデンシャヒーン。
過去10年のデータより、ドバイゴールデンシャヒーンの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • シベリウス

    115

  • タズ

    115

  • ナカトミ

    115

  • リメイク

    115

  • イグナイター

    114

  • ムーヒーブ

    114

  • ドンフランキー

    112

  • ホプキンズ

    112

  • ケイアイドリー

    110

  • ボールドジャーニー

    108

  • ランクラシック

    106

  • カラーアップ

    105

  • フリーダムファイター

    105

  • リーディングスピリット

    105

注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが3月28日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはシベリウス、タズ、ナカトミ、リメイクの4頭で115となっている。次いでイグナイター、ムーヒーブが114となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 2 0 1 7 20% 20% 30%
2 1 3 1 5 10% 40% 50%
3 0 1 0 9 0% 10% 10%
4 1 0 1 8 10% 10% 20%
5 1 0 0 9 10% 10% 10%
6 1 1 1 7 10% 20% 30%
7 2 0 1 7 20% 20% 30%
8 0 1 0 8 0% 11.1% 11.1%
9 0 0 2 7 0% 0% 22.2%
10 0 0 0 8 0% 0% 0%
11 0 0 1 6 0% 0% 14.3%
12 0 3 0 4 0% 42.9% 42.9%
13 1 1 2 3 14.3% 28.6% 57.1%
14 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%

最も勝利数が多いのが1番ゲート、7番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると2番ゲート、12番ゲート、13番ゲートが好成績を収めており内外ゲートの相性が良い。昨年の覇者シベリウスは1番ゲートだった。

昨年の覇者シベリウス(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 0 0 0 2 0% 0% 0%
4歳 1 2 2 20 4% 12% 20%
5歳 4 3 2 25 11.8% 20.6% 26.5%
6歳 1 3 4 21 3.4% 13.8% 27.6%
7歳以上 4 2 2 22 13.3% 20% 26.7%

5歳と7歳以上が4勝ずつ、次いで4歳、6歳の1勝と続く。日本から参戦するケイアイドリーは今年7歳となるが果たしてどうか?3着内率に広げると5歳が26.5%、6歳が27.6%、7歳が26.7%と高い年齢のほうが好成績を収めている。ちなみに3歳馬も出走可能だが、馬券圏内に好走したことはない。

日本から参戦するケイアイドリーは今年7歳。(Photo by 山根英一/アフロ)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 10 10 10 89 8.4% 16.8% 25.2%
牝馬 0 0 0 1 0% 0% 0%

過去10年全て牡馬・セン馬が優勝。2023年はシベリウス、2022年はスイッツァランドとセン馬が2連覇している。今年もセン馬が6頭出ており注目だ。

2019年のレースで勝利したセン馬のエックスワイジェット(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 14% 27.9% 41.9%
10倍~29.9倍 5% 10% 17.5%
30~49.9倍 0% 5.9% 5.9%
50~99.9倍 8.3% 16.7% 25%
100倍以上 12.5% 12.5% 12.5%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満の馬が勝率、連対率、3着内率ともに優れているが、同時に単勝50倍以上の馬も勝利している。2021年は106.5倍のゼンデンが2022年は60.7倍のスイッツァランドが快勝。人気薄の馬にも注意しておく必要があるだろう。
※2017年以降はJRAオッズ、それ以前は現地オッズ。

2022年は単勝60.7倍のスイッツァランドが制した(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

ドバイゴールデンシャヒーンにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
マハブアルシマール(UAE・G3) 2 3 4
条件戦 2 1 1
ペリカンステークス(米・L) 2 0 0
リヤドダートスプリント(沙・G3)※ 1 1 1
ガルフストリームパークスプリントステークス(米・G3) 1 1 0
チェアマンズスプリントプライズ(香・G1) 1 0 0
パロスヴァーディスステークス(米・G2) 1 0 1
フェブラリーステークス(日・G1) 0 2 0
根岸ステークス(日・G3) 0 1 0
ハンデ戦 0 1 0
ブリーダーズカップスプリント(米・G1) 0 0 1
マリブステークス(米・G1) 0 0 1
ジェベルアリスプリント(UAE・L) 0 0 1

※リヤドダートスプリント(沙・G3)は2020年まで国際格付けなし。


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。マハブアルシマール組とペリカンステークス組と条件戦組が2勝と好走している。その他は様々だが、このレースではアメリカ馬が好成績を収めている。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
アメリカ 6 2 4 19 19.4% 25.8% 38.7%
UAE 3 2 4 34 7.0% 11.6% 20.9%
香港 1 2 1 9 7.7% 23.1% 30.8%
日本 0 3 0 11 0% 21.4% 21.4%
アイルランド 0 1 0 7 0% 12.5% 12.5%
バーレーン 0 0 1 5 0.0% 0.0% 16.7%
シンガポール 0 0 0 1 0% 0% 0%
イギリス 0 0 0 2 0% 0% 0%
フランス 0 0 0 1 0% 0% 0%
南アフリカ 0 0 0 1 0% 0% 0%

過去10年で最も勝利を挙げているのがアメリカの6勝。連対率、3着内率も優秀で見過ごすことはできない。次いで、地元のUAEが3勝、香港が1勝となっている。

有力馬の一頭、アメリカのナカトミ(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

注:S.ビン・スルール調教師とC.アップルビー調教師はUAEで集計。

注:2020年は中止。

 

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