ドバイワールドカップ 2024/3/31(日) 01:35発走 メイダン競馬場

レース傾向(STATS)

世界最高峰のダートレース、ドバイワールドカップ。
過去10年のデータより、ドバイワールドカップの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ウシュバテソーロ

    122

  • セニョールバスカドール

    121

  • デルマソトガケ

    120

  • ディファンデッド

    116

  • ウィルソンテソーロ

    115

  • カビールカーン

    115

  • ローレルリバー

    115

  • ドゥラエレーデ

    114

  • ニューゲート

    114

  • クルーピ

    113

  • クラプトン

    112

  • ミリタリーロー

    109

注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが3月28日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのは日本のウシュバテソーロで122、次いでセニョールバスカドールが121となっている。日本から出走するデルマソトガケは120となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 1 0 1 7 11.1% 11.1% 22.2%
2 0 1 1 8 0% 10% 20%
3 0 1 1 8 0% 10% 20%
4 0 1 0 8 0% 11.1% 11.1%
5 1 1 2 5 11.1% 22.2% 44.4%
6 2 0 0 8 20% 20% 20%
7 0 2 1 7 0% 20% 30%
8 1 0 0 9 10% 10% 10%
9 1 2 0 7 10% 30% 30%
10 1 0 1 6 12.5% 12.5% 25%
11 1 0 1 5 14.3% 14.3% 28.6%
12 2 0 1 4 28.6% 28.6% 42.9%
13 0 2 0 4 0% 33.3% 33.3%
14 0 0 0 4 0% 0% 0%
15 0 0 1 1 0% 0% 50%
16 0 0 0 1 0% 0% 0%

勝馬を最も輩出しているのは6番ゲートと12番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると5番ゲート、12番ゲート、13番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者ウシュバテソーロは8番ゲートだった。

昨年の覇者ウシュバテソーロ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
4歳 3 6 2 25 8.3% 25% 30.6%
5歳 4 1 3 27 11.4% 14.3% 22.9%
6歳 1 2 4 24 3.2% 9.7% 22.6%
7歳以上 2 1 1 16 10% 15% 20%

5歳が最も勝利を挙げており4勝。次いで4歳の3勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦するデルマソトガケ、ドゥラエレーデが共に4歳。好結果を期待したい。

日本から参戦するデルマソトガケ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 10 10 10 88 8.5% 16.9% 25.4%
牝馬 0 0 0 4 0% 0% 0%

過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。2014年から2015年にかけては、セン馬が連覇している。牝馬は出走数自体が少ないのもあるが3着以内にも入れず苦戦傾向だ。

2015年に優勝したプリンスビショップはセン馬だった(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 18.9% 32.4% 37.8%
10倍~29.9倍 7% 16.3% 27.9%
30~49.9倍 0% 0% 7.7%
50~99.9倍 0% 4.8% 14.3%
100倍以上 0% 0% 0%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高い。最も人気を集めて勝ったのが2017年のアロゲートで1.2倍。単勝オッズが30倍を超えた馬の優勝はなく、順当に人気馬が勝利する傾向。単勝オッズが50倍を超える馬が2着、3着に入るケースがあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2017年以降はJRAオッズ、それ以前は現地オッズ。

2017年は圧倒的な人気を集めたアロゲートが優勝(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

ドバイワールドカップにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
アルマクトゥームチャレンジ(UAE・G1)※ 4 3 1
ペガサスワールドカップ(米・G1) 1 1 2
サウジカップ(沙・G1)※ 1 1 1
レイザーバックハンデキャップ(米・G3) 1 1 0
川崎記念(日・G1) 1 0 1
ガルフストリームパークターフハンデキャップ(米・G1) 1 0 0
ハンデ戦 1 0 0
サンアントニオステークス(米・G2) 0 1 1
英チャンピオンステークス(英・G1) 0 1 0
香港ヴァーズ(香・G1) 0 1 0
カーリンハンデキャップ(米・L) 0 1 0
サンタアニタハンデキャップ(米・G1) 0 0 1
ドンハンデキャップ(米・G1) 0 0 1
ウィンターダービートライアルステークス(英・L) 0 0 1
条件戦 0 0 1

※アルマクトゥームチャレンジ(UAE・G1)は2023年までアルマクトゥームチャレンジラウンド3のレース名称で開催。

※サウジカップ(沙・G1) は2020年まで国際格付けなし。


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じメイダン競馬場2000mで行われるアルマクトゥームチャレンジを使った馬が最も多く4回優勝。他は様々なレースから参戦している。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
アメリカ 5 4 5 21 14.3% 25.7% 40.0%
UAE 4 1 1 32 10.5% 13.2% 15.8%
日本 1 1 1 17 5.0% 10.0% 15.0%
イギリス 0 3 1 5 0% 33.3% 44.4%
南アフリカ 0 1 0 3 0% 25.0% 25.0%
フランス 0 0 1 4 0% 0% 20.0%
サウジアラビア 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
香港 0 0 0 3 0% 0% 0%
アイルランド 0 0 0 1 0% 0% 0%
ウルグアイ 0 0 0 2 0% 0% 0%
バーレーン 0 0 0 2 0% 0% 0%
韓国 0 0 0 1 0% 0% 0%

アメリカが5勝を挙げており、次いで地元UAEが4勝している。日本は1勝しており、ヨーロッパ勢からの勝利はない。今年は有力馬としてアメリカから、前走サウジカップを勝利したセニョールバスカドールが参戦する。

有力馬の一頭、アメリカのセニョールバスカドール(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

注:S.ビン・スルール調教師とC.アップルビー調教師はUAEで集計。

注:2020年は中止。

 

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