香港競馬のシーズン下半期における短距離王者決定戦、チェアマンズスプリントプライズ。 最も勝利数を輩出しているのが5番ゲートの3回。2019年の覇者ビートザクロックも5番ゲートだった。次いで、3番ゲート、7番ゲートの2回となっている。連対率、3着内率に広げると1番ゲート、11番ゲートも好成績を収めている。 過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高く、連対率、3着内率も最も高い。今年はラッキースワイネスが人気を集めそうだが人気に応えることができるか。過去10年は単勝29.9倍以下の馬が勝利しているが、単勝50倍以上の馬が3着に入ることもあり人気薄の馬も軽視はできない。 2016年にオーストラリアから参戦したシャトークアが優勝しているが、それ以外は地元香港の馬が9勝を誇っている。日本馬の優勝はまだないが、今年単騎参戦するアグリに期待したい。
過去10年のデータより、チェアマンズスプリントプライズの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
1
3
2
4
10%
40%
60%
2
0
0
0
10
0%
0%
0%
3
2
1
2
5
20%
30%
50%
4
0
1
0
9
0%
10%
10%
5
3
1
0
6
30%
40%
40%
6
1
0
1
8
10%
10%
20%
7
2
1
2
5
20%
30%
50%
8
1
1
1
7
10%
20%
30%
9
0
2
0
8
0%
20%
20%
10
0
0
0
7
0%
0%
0%
11
0
0
2
2
0%
0%
50%
12
0
0
0
3
0%
0%
0%
13
0
0
0
2
0%
0%
0%
14
0
0
0
1
0%
0%
0%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
4歳
2
3
3
10
11.1%
27.8%
44.4%
5歳
4
5
4
26
10.3%
23.1%
33.3%
6歳
2
2
2
22
7.1%
14.3%
21.4%
7歳以上
2
0
1
18
9.5%
9.5%
14.3%
最も勝利しているのが5歳の4勝。連対率、3着内率では4歳が好成績を収めており、7歳以上も2勝をしている。表4:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
26.5%
47.1%
58.8%
10倍~29.9倍
2.9%
11.8%
23.5%
30~49.9倍
0%
0%
0%
50~99.9倍
0%
0%
4.8%
100倍以上
0%
0%
12.5%
※2019年、2021年はJRAオッズ。それ以外は現地オッズ。表5:前走レース別成績表
チェアマンズスプリントプライズにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
スプリントカップ(香・G2)
4
6
3
ハンデ戦
2
1
1
TJスミスステークス(豪・G1)
1
0
0
クイーンズシルバージュビリーカップ(香・G1)
0
0
2
ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・G1)
0
0
1
現在の施行時期となった2016年以降(過去7年)の、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場1200mで行われるスプリントカップを使った馬が最も多く4回優勝している。地元香港馬の出走が多いため、前走は香港のレースを使っている馬が多い。表6:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
香港
9
10
10
68
9.3%
19.6%
29.9%
オーストラリア
1
0
0
3
25%
25%
25%
日本
0
0
0
3
0%
0%
0%
アメリカ
0
0
0
1
0%
0%
0%
イギリス
0
0
0
1
0%
0%
0%
ニュージーランド
0
0
0
1
0%
0%
0%
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。