チェアマンズスプリントプライズ 2023/4/30(日) 15:50発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港競馬のシーズン下半期における短距離王者決定戦、チェアマンズスプリントプライズ。
過去10年のデータより、チェアマンズスプリントプライズの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ラッキースワイネス

    123

  • ウェリントン

    121

  • サイトサクセス

    116

  • クーリエワンダー

    114

  • デュークワイ

    111

  • フレーミングリブ

    111

  • アグリ

    110

  • マスターエイト

    108

※注:単位はポンド。


JRAが4月27日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのは香港のラッキースワイネスで123、次いでウェリントンが121となっている。日本から出走するアグリは110となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 1 3 2 4 10% 40% 60%
2 0 0 0 10 0% 0% 0%
3 2 1 2 5 20% 30% 50%
4 0 1 0 9 0% 10% 10%
5 3 1 0 6 30% 40% 40%
6 1 0 1 8 10% 10% 20%
7 2 1 2 5 20% 30% 50%
8 1 1 1 7 10% 20% 30%
9 0 2 0 8 0% 20% 20%
10 0 0 0 7 0% 0% 0%
11 0 0 2 2 0% 0% 50%
12 0 0 0 3 0% 0% 0%
13 0 0 0 2 0% 0% 0%
14 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利数を輩出しているのが5番ゲートの3回。2019年の覇者ビートザクロックも5番ゲートだった。次いで、3番ゲート、7番ゲートの2回となっている。連対率、3着内率に広げると1番ゲート、11番ゲートも好成績を収めている。

2019年の覇者ビートザクロック(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
4歳 2 3 3 10 11.1% 27.8% 44.4%
5歳 4 5 4 26 10.3% 23.1% 33.3%
6歳 2 2 2 22 7.1% 14.3% 21.4%
7歳以上 2 0 1 18 9.5% 9.5% 14.3%


最も勝利しているのが5歳の4勝。連対率、3着内率では4歳が好成績を収めており、7歳以上も2勝をしている。

表4:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 26.5% 47.1% 58.8%
10倍~29.9倍 2.9% 11.8% 23.5%
30~49.9倍 0% 0% 0%
50~99.9倍 0% 0% 4.8%
100倍以上 0% 0% 12.5%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高く、連対率、3着内率も最も高い。今年はラッキースワイネスが人気を集めそうだが人気に応えることができるか。過去10年は単勝29.9倍以下の馬が勝利しているが、単勝50倍以上の馬が3着に入ることもあり人気薄の馬も軽視はできない。
※2019年、2021年はJRAオッズ。それ以外は現地オッズ。

人気が予想されるラッキースワイネス(Photo by Getty Images)

表5:前走レース別成績表

チェアマンズスプリントプライズにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
スプリントカップ(香・G2) 4 6 3
ハンデ戦 2 1 1
TJスミスステークス(豪・G1) 1 0 0
クイーンズシルバージュビリーカップ(香・G1) 0 0 2
ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・G1) 0 0 1


現在の施行時期となった2016年以降(過去7年)の、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場1200mで行われるスプリントカップを使った馬が最も多く4回優勝している。地元香港馬の出走が多いため、前走は香港のレースを使っている馬が多い。

表6:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
香港 9 10 10 68 9.3% 19.6% 29.9%
オーストラリア 1 0 0 3 25% 25% 25%
日本 0 0 0 3 0% 0% 0%
アメリカ 0 0 0 1 0% 0% 0%
イギリス 0 0 0 1 0% 0% 0%
ニュージーランド 0 0 0 1 0% 0% 0%

2016年にオーストラリアから参戦したシャトークアが優勝しているが、それ以外は地元香港の馬が9勝を誇っている。日本馬の優勝はまだないが、今年単騎参戦するアグリに期待したい。

今年日本から唯一出走するアグリ(Photo by 山根英一/アフロ)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

 

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