香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2016/12/11(日)15時00分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ハイランドリール

ハイランドリール
性齢 牡4
Galileo
Hveger
母の父 Danehill
調教師 A.オブライエン(IRE)

史上2頭目の香港ヴァーズ連覇は濃厚か。そう思わせるほどハイランドリールの実績は抜きん出ている。今季は6か国の7競馬場を転戦。2400mではドバイシーマクラシック、キングジョージ、凱旋門賞、そしてBCターフと世界中の名だたるG1に顔を出し、キングジョージとBCターフで逃げ切り勝ち、凱旋門賞でもレコード決着の2着と安定上位の実力を誇示してみせた。唯一、ドバイでは勝ち負けに絡めなかったが、それでも4着と崩れてはおらず、ポストポンドやドゥラメンテら上位3頭の2戦目に対し、ハイランドリールは優勝した香港ヴァーズ以来、3か月半ぶりのシーズン初戦と不利な立場だった。

昨年の香港ヴァーズでは隊列をリードするも、後続が押し上げて3番手に下がるなど、中盤に出入りがあってリズムを崩された。4コーナーではフリントシャーが被せにきて手応えも劣勢。そのまま押し切られそうな形になりながら、勝負根性を発揮して追いくらべを制し、ゴールでは1馬身半突き放した。前走のBCターフでは軽快に飛ばして後続に影を踏ませず、再びフリントシャーに1馬身3/4差をつけて逃げ切っている。逃げも含めて前々で自在に立ち回ることができ、フリントシャーとの着差に表れているようにパフォーマンスも安定。この距離では隙がなく、間違いなく優勝候補の最右翼だ。

  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
近3走 2016/11/5 BCターフ G1 1 サンタアニタパーク 2400
2016/10/2 凱旋門賞 G1 2 シャンティイ 2400
2016/9/10 愛チャンピオンS G1 7 レパーズタウン 2000
  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
主な戦績 2016/11/5 BCターフ G1 1 サンタアニタパーク 2400
2016/7/23 キングジョージ G1 1 アスコット 2400
2015/12/13 香港ヴァーズ G1 1 シャティン 2400