香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2016/12/11(日)15時00分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ワンフットインヘヴン

ワンフットインヘヴン
性齢 牡4
Fastnet Rock
Pride
母の父 Peintre Celebre
調教師 A.ドゥロワイエデュプレ(FR)

香港ヴァーズは歴史的に欧州勢が主役を担ってきたレースだが、G1昇格後の15回で約半分の7勝をあげているフランス調教馬の存在感は別格。今回もシルバーウェーヴ、ガルリンガリ、そしてワンフットインヘヴンの3頭が香港入りした。この中で格上はG1勝ちがあるシルバーウェーヴだが、先物買いの意味も込めて注目しておきたいのがワンフットインヘヴン。母プライドは2006年の香港カップでアドマイヤムーンを短アタマ差退けて優勝し、その2走前には凱旋門賞でディープインパクトを差し切り2着に食い込んだ実績がある。日本の年度代表馬2頭と互角以上に渡り合った女傑の息子だけに不気味さいっぱいだ。

今季は4月の準重賞から月1走ペースでG3、そしてG2と3連勝。G2シャンティイ大賞では今回も対戦するガルリンガリを下している。その勢いをもってG1制覇を狙った7月のサンクルー大賞では6着と跳ね返され、続くフォワ賞でも4頭立ての最下位とシルバーウェーヴに連敗したが、凱旋門賞では後方追走から馬群を捌いて抜け出し6着。シルバーウェーヴに大差先着し、5着のポストポンドにはハナ差と迫る善戦を見せた。2週後には前走のコンセイユドパリ賞で2度目のG2勝ちと再び上昇ムード。プライドも管理したA.ドゥロワイエデュプレ調教師は、息子の成長曲線に晩成だった母を重ね合わせているとのことで、名伯楽の見込み通りなら香港での母子優勝が実現するかもしれない。

  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
近3走 2016/10/16 コンセイユドパリ賞 G2 1 シャンティイ 2400
2016/10/2 凱旋門賞 G1 6 シャンティイ 2400
2016/9/11 フォワ賞 G2 4 シャンティイ 2400
  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
主な戦績 2016/10/16 コンセイユドパリ賞 G2 1 シャンティイ 2400
2016/6/5 シャンティイ大賞 G2 1 シャンティイ 2400
2016/5/8 エドヴィル賞 G3 1 サンクルー 2400