香港カップ

Hong Kong Cup

2018/12/9(日) 17:35発走

シャティン競馬場

沿革

沿革

香港カップ(G1)
2018年12月9日(日)17:30
香港 シャティン競馬場
芝右2000m 3歳以上
4歳以上牡・セン馬 57kg 4歳以上牝馬 55.25kg
3歳牡・セン馬 55.75kg 3歳牝馬 54kg
(南半球産3歳は各5kg減)

総賞金:2800万香港ドル(約3億9381万円)
1着賞金:1596万香港ドル(約2億2447万1000円)
(為替レートは2018年7月時点の主催者発表)

芝2000mのレースとして世界トップクラスだった賞金規模がさらに増額され、2017年との比較で総額300万香港ドル、1着は171万香港ドル上昇。1着賞金は約2億2400万円に達し、日本最高峰の天皇賞・秋(1億5000万円)を8000万円近く上回ることになった。

レースはシンガポールとマレーシア調教馬を招待して1988年1月24日に行われた香港招待カップ(芝1800m)を前身とし、1990年から現在と同じ12月開催になった。段階的に開放してきた招待国の制限を国際G3に格付けされた1993年に撤廃し、レース名も香港国際カップに改称。翌年には国際G2へと昇格した。1999年に香港競馬史上初の国際G1に格付けされて距離を2000mへ延長し、名称を香港カップに改めて現在の施行条件に定着した。

日本調教馬はG2時代にフジヤマケンザン(1995年)とミッドナイトベット(1998年)が優勝。G1昇格後の初制覇は2001年のアグネスデジタルで、その後は勝利から遠ざかったものの、2015年のエイシンヒカリと2016年のモーリスが連勝している。エイシンヒカリの走破時計2分00秒60はレースレコードで、モーリスの単勝オッズ1.7倍は2003年の優勝馬ファルブラヴと並び歴代首位タイの圧倒的人気だった。

なお、香港カップを連覇したのはカリフォルニアメモリー(2011年、2012年)のみで、2勝以上したのも同馬しかいない。