ディアドラ
性齢 | 牝4 |
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父 | ハービンジャー |
母 | ライツェント |
母の父 | スペシャルウィーク |
調教師 | 橋田満 |
初の海外遠征となった3月のドバイターフでは、先行したベンバトルが押し切る展開の中で後方から追い込んで3着。勝ち馬には3馬身余り離されたが、前年の覇者で2着のヴィブロスにクビ差、2年前の優勝馬リアルスティールとは3着(同着)を分け合い、ワールドクラスの馬たちと互角に戦える実力を証明した。
帰国後は十分に休養を取って夏の札幌開催から始動し、G3クイーンSでは3馬身差の快勝。上がり3ハロンは次位で2着馬のフロンテアクイーンを0.7秒も上回り、スケールアップした姿を強烈に印象づけると、続く府中牝馬Sでも地力の違いを見せつけるようなレースを披露する。
後方3番手で最後の直線を迎えたディアドラは、坂上から満を持してスパート。次走でエリザベス女王杯を制したリスグラシュー(2着)らを鮮やかに差し切った。着差こそクビ差だったが、上がり3ハロン32秒3で究極の瞬発力勝負を制した内容は秀逸だ。無理を避けて香港Cへ直行することになったが、G1制覇を果たした秋華賞以来となる右回りの2000mだけに期待は大きい。
ディアドラの競馬データ