ステファノス
性齢 | 牡7 |
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父 | ディープインパクト |
母 | ココシュニック |
母の父 | クロフネ |
調教師 | 藤原英昭 |
2015年のクイーンエリザベス2世Cで初の香港遠征を敢行して以来、香港Cには同年から4年連続の参戦となる。香港Cでは10着(2015年)、3着(2016年)、4着(2017年)と上位争いも演じてきたが、勝利に手が届かないまま7歳の暮れを迎えた。ともに参戦するディアドラとサングレーザーは充実一途の4歳馬であることと比較すると、肉体的な部分への不安はあるかもしれない。
ただし海外遠征の経験値が高く、なにかと勝手が違う海外の舞台では大きな武器となる。今回で通算5回目の香港遠征だが、これは日本調教馬として史上最多。香港ヴァーズに4回参戦したジャガーメイルが、最後の遠征となった8歳時に2着と最高の結果を残したように、7歳のステファノスにもチャンスはあるはずだ。
前走の天皇賞・秋では9着に敗れたが、最内枠から積極的なレース運びをした結果で、その前の毎日王冠ではステルヴィオ(2着)、キセキ(3着)とタイム差なしの4着と好勝負している。昨年はオールカマー2着から不良馬場の天皇賞で10着に沈む一方、香港Cでは4着まで巻き返した。また、天皇賞9着からの香港C参戦は2015年の覇者エイシンヒカリと同じで、反撃の余地は残されている。悲願のG1制覇へ、ベテランの奮起を期待したい。
ステファノスの競馬データ