香港カップ2020/12/13(日) 17:30発走 シャティン競馬場
性齢 | 牝6 |
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父 | ハービンジャー |
母 | クロノロジスト |
母の父 | クロフネ |
調教師 | 萩原清 |
アーモンドアイやグランアレグリア、クロノジェシス、ラッキーライラックら“強い牝馬”が席巻した2020年の日本競馬界にあって、ノームコアの存在も忘れてはならないだろう。
ヴィクトリアマイルはアーモンドアイに完敗で連覇を逃したものの、安田記念ではグランアレグリアに次ぐ上がりでインディチャンプにクビ差、アーモンドアイにはさらに1/2馬身差と詰め寄り、あと数十メートルあればまとめて差し切る形勢まで持ち込んだ。圧巻だったのは札幌記念で、勝ちパターンのラッキーライラックをいとも簡単に差し切る快勝劇。エリザベス女王杯では押し出されるようにハナに立ち、ラッキーライラックの引き立て役に回ってしまったが、あまりに不本意な内容で度外視する以外にない。
ここまでマイルと2000mで重賞を各2勝しているが、勝ちっぷり自体は楽な追走から直線半ばで勝負を決めた2000mの方が上回っている。昨年の香港マイルではビューティージェネレーションと1/4馬身差の4着に善戦し、すでにシャティン競馬場の適性を確認できているだけに、香港Cを選択したことが吉と出る可能性は十分ある。2018年の香港Cでは同じハービンジャー産駒のディアドラが2着。そのディアドラとは、紫苑Sや洋芝の札幌競馬場で重賞勝ちの共通点があり、ノームコアが香港マイル以上の結果を残しても何ら不思議はない。