注目馬NOTABLE HORSE

スカレティ

性齢 セ6
Kendargent
Skallet
母の父 Muhaymin
調教師 J.レニエ

香港C出走予定馬の中でマジカルに並ぶレーティング121を得ているのがスカレティ。マジカルは牝馬のため、アローワンスを加味すると実質2番手の扱いになるものの、ウインブライトやタイムワープといった優勝経験馬よりも高く評価されている。あくまで数字上の評価に過ぎないが、前走の英チャンピオンSでマジカルに先着し、3走前のゴントービロン賞では後に凱旋門賞を制すソットサスにもクビ差で競り勝った。これまでG1勝ちの実績こそないが、秘めた能力は優にG1級に達している。

ただし、胸を張れる実績は全て道悪馬場で築き上げた物という注釈がつく。通算16戦のうち芝で11戦8勝、2着1回、3着2回という堅実な戦績を誇っているものの、7勝は重ないし不良まで悪化した馬場で挙げたもの。エネイブルが3勝目に挑戦した昨年と今年の凱旋門賞は相当な道悪だったが、スカレティは前日に行われるドラール賞を連覇した。唯一、芝の良馬場で挙げた勝利は今回と舞台設定が全く異なるドーヴィル競馬場の直線1600m(G3クインシー賞)のうえ、それから1年4か月ほど良馬場を経験していない。

G1昇格後の香港Cは全て良馬場(GoodないしGood/Firm)で行われ、最近5年ではレースレコードが2回更新されている。恵みの雨を期待しにくく、スピード化が進んでいる現状からも、スカレティにとって今回は試練の一戦になるかもしれない。