香港カップ2020/12/13(日) 17:30発走 シャティン競馬場
性齢 | セ7 |
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父 | Pierro |
母 | Stormy Choice |
母の父 | Redoute's Choice |
調教師 | A.クルーズ |
選出当初から2頭が取り消し、今年の香港勢はわずかに3頭の淋しい顔触れとなってしまった。そのうちフローレとタイムワープがレーティング117で並んでおり、両者では2017年の香港C制覇を含むG1レース3勝のタイムワープが格上だが、過去2シーズンでは各1勝しかしていない。それに対してフローレはG1勝ちの実績こそないものの、昨年の香港ダービー勝ちに加えて2走前のササレディースパース初制覇から前哨戦のジョッキークラブCと重賞連勝中。安定感と勢いで優位に立っている。
ただ、日本勢はじめ計5頭と数で勝る外国勢に対しては、実力でも一歩譲らざるを得ない現実がある。日本のノームコアはレーティング114だが、牝馬のためレース当日のアローワンス(4ポンド差)を加味すると1ポンド逆転。レーティングでは外国勢5頭が地元勢を上回っていることになる。
それを一部で裏づけるのがフローレとウインブライトの対戦成績で、昨年のクイーンエリザベス2世Cで9馬身差、7か月半後の香港Cでも1馬身3/4差をつけてウインブライトが2連勝している。昨年は2着だったジョッキークラブCを、今年はトラックレコードに0秒02差と迫る好時計で制し、この1年での進化もうかがわせているものの、今年の香港Cは昨年以上に相手関係の厚みを増した。まずは昨年の4着を更新する結果が目標だろう。