香港スプリント
2022/12/11(日) 15:50発走 シャティン競馬場
性齢 | 牝5 |
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父 | ダイワメジャー |
母 | マラコスタムブラダ |
母の父 | Lizard Island |
調教師 | 松下武士 |
昨年の香港スプリントでは大量落馬のアクシデントを逃れて2着に食い込んだレシステンシア。日本勢の苦戦が続くレース史にあって称賛に値する結果だったことはもちろん、地元の香港勢が圧倒的に強く、なおかつ香港は牡馬とセン馬が大半という事情もあり、牝馬として史上最高の着順という快挙も同時に成し遂げていた。
今年は帰国初戦として高松宮記念から始動。好位の一角から2着に差し込んだ前年とは打って変わってハナを切ったが、オーバーペースの末に6着で1番人気を裏切る結果となった。次戦のヴィクトリアマイルではハナを譲り、2番手からの落ち着いたレース運びで3着に巻き返したが、続く安田記念(11着)のレース後に左前第1指骨の骨折が判明。この香港スプリントにはぶっつけ本番の形を余儀なくされた。
今回はやはり半年ぶりの実戦が気になるところだが、11月2日に帰厩から12月1日の香港入りまで1か月の乗り込み期間があった。現地で10日の調整期間には、昨年の遠征経験も生きるはず。高松宮記念でレシステンシアにからみ続けて11着に沈み、オーバーペースの要因となったジャンダルムが、秋にはスプリンターズSを制したことからも、レシステンシアが今もって国内トップクラスの実力馬であることは想像に難くない。態勢さえ整えば昨年から一歩前進の期待もできるだろう。