性齢 | 牡7 |
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父 | ハーツクライ |
母 | ラリズ |
母の父 | Bernstein |
調教師 | 堀宣行 |
ラヴズオンリーユーの短アタマ差2着に惜敗した2021年から2年、ヒシイグアスが悲願のG1制覇に向けて再び香港Cに挑む。前回の香港Cから帰国後も再び香港に渡ってクイーンエリザベス2世C(QE2C)を狙う予定だったが、コロナ禍で香港ジョッキークラブが外国馬の受け入れを取り止め。3週早い大阪杯への目標変更を余儀なくされ、ポタジェから1馬身少々の4着に終わった。続く宝塚記念はレコード駆けのタイトルホルダーに食い下がって2着と善戦するも、レース後には重度の熱中症に見舞われて戦線離脱。G1制覇に手を掛けながらも大事なシーズン後半を棒に振ってしまった。
戦列復帰を果たしたのは今年2月の中山記念。8か月ぶりの実戦で馬体重は宝塚記念や2年前の優勝時から14kg増の自己最高と余裕残しだったが、シュネルマイスターらの強豪を退け、丸2年ぶりの白星で復活の狼煙を上げるとともに改めて地力を示した。しかし、万全の状態で臨んだ大阪杯で7着に終わると、次戦に予定していたQE2Cを熱発でまたも断念。立て直して向かった札幌記念は苦手な馬場状態で5着、天皇賞(秋)は一転の高速決着でイクイノックスに15馬身余り離されての9着と現状は流れが良くない。ただ、陣営は前走時に80%程度の状態と認めており変わり身の余地は十分。2年前と同じJ.モレイラ騎手とのコンビも決まっており、巻き返しのチャンスは残されている。