香港の短距離王者決定戦、香港スプリント。 最も勝利を輩出しているのが14番ゲートの2回。2020年にダノンスマッシュが制した時も14番ゲートだった。あとは、内枠から外枠まで満遍なく勝利しており、ゲート番による有利不利はなさそうだ。 5歳と6歳が4勝ずつ収めている。3歳は勝利こそがないが、連対率・3着内率で見ると好成績を挙げている。今年はアイルランドから3歳馬のイソップスフェイブルズが参戦する。 過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。牝馬は出走数自体が少なく、2着と3着に1回ずつ入っているのみ。今年はイギリスからハイフィールドプリンセスが紅一点参戦する。 最も勝利を挙げているが、10倍未満で22.5%。単勝オッズが30倍を超えた馬が2着・3着に入ることもある。2021年は人気薄のスカイフィールドが35.6倍で優勝した。 最も勝利を挙げているのが地元香港で8勝。次いで日本が2勝となっている。日本から参戦するマッドクール、ジャスパークローネに2020年以来となる勝利に期待がかかる。
今年は日本から2頭が参戦する。過去10年のデータより、香港スプリントのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
1
1
1
7
10%
20%
30%
2
1
1
1
7
10%
20%
30%
3
1
1
1
7
10%
20%
30%
4
1
0
1
7
11.1%
11.1%
22.2%
5
0
1
1
8
0%
10%
20%
6
0
3
1
6
0%
30%
40%
7
1
1
0
7
11.1%
22.2%
22.2%
8
0
0
1
9
0%
0%
10%
9
1
1
0
7
11.1%
22.2%
22.2%
10
1
0
1
7
11.1%
11.1%
22.2%
11
0
0
1
9
0%
0%
10%
12
1
1
0
8
10%
20%
20%
13
0
0
1
7
0%
0%
12.5%
14
2
0
0
4
33.3%
33.3%
33.3%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
3歳
0
1
1
1
0%
33.3%
66.7%
4歳
1
1
2
17
4.8%
9.5%
19%
5歳
4
3
4
30
9.8%
17.1%
26.8%
6歳
4
4
2
30
10%
20%
25%
7歳以上
1
1
1
22
4%
8%
12%
表4:性別成績表
性別
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
牡馬・セン馬
10
9
9
93
8.3%
15.7%
23.1%
牝馬
0
1
1
7
0%
11.1%
22.2%
表5:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
22.5%
35%
42.5%
10倍~29.9倍
0%
7.7%
23.1%
30~49.9倍
6.7%
6.7%
20%
50~99.9倍
0%
7.4%
11.1%
100倍以上
0%
4.5%
4.5%
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。表6:前走レース別成績表
香港スプリントにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
ジョッキークラブスプリント(香G2)
8
7
8
スプリンターズステークス(日G1)
2
1
2
アベイドロンシャン賞(仏G1)
0
1
0
ハンデ戦
0
1
0
過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場1200mで行われるジョッキークラブスプリントを使った馬が最も多く8回優勝しており、今年も5頭が参戦を予定している。表7:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
香港
8
8
9
61
9.3%
18.6%
29.1%
日本
2
1
1
18
9.1%
13.6%
18.2%
アイルランド
0
1
0
4
0%
20%
20%
オーストラリア
0
0
0
5
0%
0%
0%
アメリカ
0
0
0
4
0%
0%
0%
シンガポール
0
0
0
3
0%
0%
0%
イギリス
0
0
0
3
0%
0%
0%
フランス
0
0
0
3
0%
0%
0%
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。