香港マイル 2023/12/10(日) 17:00発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港のマイル王者を決めるレース、香港マイル。
今年は日本から5頭が参戦予定。過去10年のデータより、香港マイルのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ゴールデンシックスティ

    125

  • カリフォルニアスパングル

    123

  • ナミュール

    119

  • ソウルラッシュ

    118

  • セリフォス

    118

  • ダノンザキッド

    118

  • トリバリスト

    116

  • ディヴィーナ

    116

  • ビューティーエターナル

    115

  • ビューティージョイ

    115

  • リムズコジオスコ

    112

  • カイロ

    112

  • ヴォイッジバブル

    111

  • エンカウンタード

    110

注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが12月7日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのは香港のゴールデンシックスシティで125、次いでカリフォルニアスパングルが123となっている。日本から出走するナミュールは119、セリフォス・ソウルラッシュ・ダノンザキッドは118、ディヴィーナは116となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 1 1 8 0% 10% 20%
2 2 0 1 7 20% 20% 30%
3 0 0 0 10 0% 0% 0%
4 1 1 0 8 10% 20% 20%
5 0 2 1 7 0% 20% 30%
6 0 2 0 8 0% 20% 20%
7 1 2 0 7 10% 30% 30%
8 0 0 0 10 0% 0% 0%
9 1 0 3 6 10% 10% 40%
10 1 2 3 3 11.1% 33.3% 66.7%
11 1 0 1 4 16.7% 16.7% 33.3%
12 1 0 0 4 20% 20% 20%
13 2 0 0 3 40% 40% 40%
14 0 0 0 5 0% 0% 0%

最も勝利を輩出しているのが2番ゲート、13番ゲートの2回。昨年の覇者カリフォルニアスパングルも2番ゲートだった。連対率、3着内率に広げると、10番ゲート、11番ゲートも好成績を挙げている。

昨年の覇者、カリフォルニアスパングル(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 1 0 0 7 12.5% 12.5% 12.5%
4歳 2 4 4 12 9.1% 27.3% 45.5%
5歳 4 4 2 35 8.9% 17.8% 22.2%
6歳 3 0 3 26 9.4% 9.4% 18.8%
7歳以上 0 2 1 10 0% 15.4% 23.1%

5歳が最も勝利を挙げており4勝。次いで6歳の3回、4歳の2回と続く。日本から参戦するソウルラッシュ、ダノンザキッド、ディヴィーナはいずれも5歳。7歳馬の勝利はないが、連対率、3着内率に広げると、好成績を収めている。

日本から参戦する5歳馬のソウルラッシュ(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 10 9 10 82 9% 17.1% 26.1%
牝馬 0 1 0 8 0% 11.1% 11.1%

過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。牝馬は2着に1回入っているのみ。日本から参戦するナミュール、ディヴィーナにとっては不吉なデータとなっている。

日本から参戦する牝馬のナミュール(Photo by Shuhei Okada)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 21.6% 32.4% 45.9%
10倍~29.9倍 9.5% 23.8% 28.6%
30~49.9倍 0% 7.7% 7.7%
50~99.9倍 0% 5% 20%
100倍以上 0% 3.4% 6.9%

最も勝利を挙げているが、10倍未満で21.6%。2021年は地元香港のゴールデンシックスティが1.3倍という圧倒的な人気で優勝した。単勝オッズが30倍を超えた馬の優勝はないが、2着・3着に入ることもあり、人気薄の馬にも注意が必要だ。
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。

2021年の覇者、ゴールデンシックスシティ(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

香港マイルにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
ジョッキークラブマイル(香G2) 7 9 6
マイルチャンピオンシップ(日G1) 1 0 3
安田記念(日G1) 1 0 0
富士ステークス(日G3) 1 0 0
天皇賞(秋)(日G1) 0 1 0
条件戦 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場1600mで行われるジョッキークラブマイルを使った馬が最も多く7回優勝しており、今年も4頭が参戦を予定している。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
香港 8 9 6 45 11.8% 25.0% 33.8%
日本 2 1 3 19 8% 12% 24%
オーストラリア 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
イギリス 0 0 0 9 0% 0% 0%
アイルランド 0 0 0 7 0% 0% 0%
フランス 0 0 0 5 0% 0% 0%
アメリカ 0 0 0 2 0% 0% 0%
ドイツ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元香港で8勝。次いで日本の2勝となっている。過去10年は欧米からの勝利はない。今年はフランスからトリバリストが参戦するが、果たしてどうだろうか?

フランスから参戦するトリバリスト(Photo by The Hong Kong Jockey Club)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

 

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