香港のマイル王者を決めるレース、香港マイル。 最も勝利を輩出しているのが2番ゲート、13番ゲートの2回。昨年の覇者カリフォルニアスパングルも2番ゲートだった。連対率、3着内率に広げると、10番ゲート、11番ゲートも好成績を挙げている。 5歳が最も勝利を挙げており4勝。次いで6歳の3回、4歳の2回と続く。日本から参戦するソウルラッシュ、ダノンザキッド、ディヴィーナはいずれも5歳。7歳馬の勝利はないが、連対率、3着内率に広げると、好成績を収めている。 過去10年はいずれも牡馬・セン馬が勝利している。牝馬は2着に1回入っているのみ。日本から参戦するナミュール、ディヴィーナにとっては不吉なデータとなっている。 最も勝利を挙げているが、10倍未満で21.6%。2021年は地元香港のゴールデンシックスティが1.3倍という圧倒的な人気で優勝した。単勝オッズが30倍を超えた馬の優勝はないが、2着・3着に入ることもあり、人気薄の馬にも注意が必要だ。 最も勝利を挙げているのが地元香港で8勝。次いで日本の2勝となっている。過去10年は欧米からの勝利はない。今年はフランスからトリバリストが参戦するが、果たしてどうだろうか?
今年は日本から5頭が参戦予定。過去10年のデータより、香港マイルのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
0
1
1
8
0%
10%
20%
2
2
0
1
7
20%
20%
30%
3
0
0
0
10
0%
0%
0%
4
1
1
0
8
10%
20%
20%
5
0
2
1
7
0%
20%
30%
6
0
2
0
8
0%
20%
20%
7
1
2
0
7
10%
30%
30%
8
0
0
0
10
0%
0%
0%
9
1
0
3
6
10%
10%
40%
10
1
2
3
3
11.1%
33.3%
66.7%
11
1
0
1
4
16.7%
16.7%
33.3%
12
1
0
0
4
20%
20%
20%
13
2
0
0
3
40%
40%
40%
14
0
0
0
5
0%
0%
0%
表3:年齢別成績表
年齢
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
3歳
1
0
0
7
12.5%
12.5%
12.5%
4歳
2
4
4
12
9.1%
27.3%
45.5%
5歳
4
4
2
35
8.9%
17.8%
22.2%
6歳
3
0
3
26
9.4%
9.4%
18.8%
7歳以上
0
2
1
10
0%
15.4%
23.1%
表4:性別成績表
性別
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
牡馬・セン馬
10
9
10
82
9%
17.1%
26.1%
牝馬
0
1
0
8
0%
11.1%
11.1%
表5:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
21.6%
32.4%
45.9%
10倍~29.9倍
9.5%
23.8%
28.6%
30~49.9倍
0%
7.7%
7.7%
50~99.9倍
0%
5%
20%
100倍以上
0%
3.4%
6.9%
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。表6:前走レース別成績表
香港マイルにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
ジョッキークラブマイル(香G2)
7
9
6
マイルチャンピオンシップ(日G1)
1
0
3
安田記念(日G1)
1
0
0
富士ステークス(日G3)
1
0
0
天皇賞(秋)(日G1)
0
1
0
条件戦
0
0
1
過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場1600mで行われるジョッキークラブマイルを使った馬が最も多く7回優勝しており、今年も4頭が参戦を予定している。表7:調教国別成績表
調教国
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
香港
8
9
6
45
11.8%
25.0%
33.8%
日本
2
1
3
19
8%
12%
24%
オーストラリア
0
0
1
2
0%
0%
33.3%
イギリス
0
0
0
9
0%
0%
0%
アイルランド
0
0
0
7
0%
0%
0%
フランス
0
0
0
5
0%
0%
0%
アメリカ
0
0
0
2
0%
0%
0%
ドイツ
0
0
0
1
0%
0%
0%
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。