ソウルラッシュ
28戦9勝[9-4-5-10]
2023年に4着、2024年に2着と来れば、今回は三度目の正直で勝利あるのみ。過去2回ともヴォイッジバブルに先着を許しているが、ドバイターフでは宿敵以上の高い壁であるロマンチックウォリアーを撃破した。自信を胸に香港が誇る二枚看板からの白星を狙う。
ヴォイッジバブル
28戦11勝[11-8-3-6]
昨シーズンは香港マイルを初制覇後に香港スチュワーズC、香港ゴールドC、そしてチャンピオンズ&チャターCを制して31年ぶり史上2頭目となる香港三冠を達成。今シーズンは連敗スタートとなったがハンデや相手関係など敗因は明確で、適条件なら巻き返しは必至だ。
ドックランズ
21戦4勝[4-6-2-9]
ロイヤルアスコットのG1クイーンアンSを制した欧州マイラー。世界各地のG1で善戦止まりの競馬が続いており、2度目の香港遠征かつタフなローテーションで力を出し切れるか。
ザライオンインウィンター
9戦2勝[2-1-3-3]
今年の欧州マイル戦線で堅実に戦い抜いてきた名門厩舎の期待馬が待望のG1制覇を狙う。前走は米BCマイルに挑んで3着を確保。海外遠征や平坦トラックのスピード勝負にも対応して目途を立てた。自身だけでなく、苦戦が続く欧州勢にも価値ある勝利をもたらすか。
ビューティージョイ
51戦11勝[11-6-9-25]
G2チェアマンズトロフィー、G3プレミアプレートを制すなど実績豊富な9歳馬。昨年の香港マイルでも好走歴はあるが、年齢的な衰えも意識したい。
ギャラクシーパッチ
22戦9勝[9-5-1-7]
前哨戦のG2ジョッキークラブマイルを快勝した新星。シャティン芝1600メートルで重賞実績豊富で、本番でも主役候補となるか。
ボーバティエ
17戦6勝[6-1-5-5]
英G2チャレンジSなど重賞勝ちに加え、仏G1モーリスドゲスト賞や仏G1フォレ賞で3着の実績。地力は高く、初の香港遠征と馬場適応が鍵。
レッドライオン
40戦8勝[8-6-5-21]
今春のG1香港チャンピオンズマイルで大波乱の勝利を収めた実力馬。近走はマイル重賞で二桁着順が続いており、復調気配を示したい局面。
サンライトパワー
28戦6勝[6-3-6-13]
今春のG1香港チャンピオンズマイルで3着と健闘。前哨戦のG2ジョッキークラブマイルでも好走しており、伸び盛りの一頭。
エンブロイダリー
8戦5勝[5-1-0-2]
3歳で香港マイルを優勝したのは父アドマイヤマーズの1頭のみ、牝馬の優勝もG1昇格後は女傑サンラインのみという高い壁だが、今年は混戦模様だけにチャンスもありそう。桜花賞と秋華賞で二冠を達成し、証明済みのスピードと底力で父子制覇の期待は十分。
マイウィッシュ
14戦6勝[6-3-2-3]
昨シーズンは香港4歳三冠戦で香港クラシックマイル勝ち、香港ダービー2着など世代トップと評せる活躍。その後はマイル路線に専念して重賞2勝を積み上げた。前哨戦のJCマイルは好位から4着も、差し馬が台頭する展開で一度は先頭の場面を作るなど力を示している。
コパートナープランス
27戦8勝[8-5-3-11]
通算8勝を挙げ、今年のG3プレミアCを制した実力馬。ただしベストは1400メートル寄りで、距離不安への克服が鍵となる。
パッチオブテタ
22戦6勝[6-5-5-6]
クラス2マイル戦とG3チャイニーズクラブチャレンジCを制して頭角を現した中堅馬。前哨戦のG2ジョッキークラブマイルでも5着と健闘しており、本番でも展開次第で上位進出が狙える。
プレイフォーマー
23戦4勝[4-5-2-12]
G3ライオンロックトロフィーを制し、マイル重賞で存在感を示した一頭。前哨戦のG2ジョッキークラブマイルは11着と、今回は格上挑戦の立場ながらも善戦を期待。