香港ヴァーズ 2025/12/14(日) 15:15発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港における芝2400メートル路線の最高峰、香港ヴァーズ。
今年は日本からアーバンシックが参戦予定。過去10年のデータより、香港ヴァーズのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ロスアンゼルス

    123

  • アルリファー

    120

  • ゴリアット

    120

  • ジアヴェロット

    120

  • ソジー

    120

  • アーバンシック

    117

  • エイドン

    114

  • エンスード

    114

  • モーメンツインタイム

    114

  • バンドルアワード

    113

  • カーインジェネレーション

    112

注:単位はポンド。


JRAが12月12日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアイルランドのロスアンゼルスで123。次いでアルリファー、ゴリアット、ジアヴェロット、ソジーが120で並んでいる。日本から出走するアーバンシックは117となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 2 2 6 0% 20% 40%
2 0 1 0 9 0% 10% 10%
3 1 1 0 8 10% 20% 20%
4 1 0 2 7 10% 10% 30%
5 1 2 1 6 10% 30% 40%
6 0 1 1 8 0% 10% 20%
7 3 0 1 6 30% 30% 40%
8 1 1 1 6 11.1% 22.2% 33.3%
9 2 0 0 5 28.6% 28.6% 28.6%
10 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
11 0 0 0 6 0% 0% 0%
12 0 1 0 5 0% 16.7% 16.7%
13 0 0 1 4 0% 0% 20%
14 0 0 1 2 0% 0% 33.3%

最も勝利を輩出しているのは7番ゲートの3回。次いで、9番ゲートが2回となっている。連対率・3着内率まで広げると、5番ゲート、8番ゲート、10番ゲートも好成績を挙げている。昨年の覇者ジアヴェロットは5番ゲートだった。

昨年はジアヴェロットが5番ゲートで制した。(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 2 0 3 8 15.4% 15.4% 38.5%
4歳 4 7 3 22 11.1% 30.6% 38.9%
5歳 3 1 3 24 9.7% 12.9% 22.6%
6歳 1 2 0 18 4.8% 14.3% 14.3%
7歳以上 0 0 1 11 0% 0% 8.3%

4歳が最も勝利を挙げており4勝。連対率、3着内率でも好成績を収めている。次いで5歳が3勝となっている。日本から参戦予定の4歳馬アーバンシックは果たしてどうか。

日本から唯一参戦するアーバンシック。(Photo by Shuhei Okada)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 9 8 6 76 9.1% 17.2% 23.2%
牝馬 1 2 4 7 7.1% 21.4% 50%

過去10年は牡馬・セン馬が9勝を挙げている。牝馬は過去1回制覇しており、連対率、3着内率では牡馬を上回っている。牝馬の1勝は2022年のウインマリリンによるものだ。

2022年は牝馬のウインマリリンが優勝。(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 17.1% 40% 57.1%
10倍~29.9倍 12.9% 19.4% 29%
30~49.9倍 0% 0% 8.3%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのは10倍未満で17.1%、次いで10倍~29.9倍が12.9%。2021年は日本のグローリーヴェイズが1.6倍という圧倒的な人気で優勝した。単勝オッズが50倍を超えた馬は馬券圏内に入っておらず、順当に決まる傾向にある。
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。

2021年の覇者グローリーヴェイズ。(Photo by The Hong Kong Jockey Club)

表6:前走レース別成績表

香港ヴァーズにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
ブリーダーズカップターフ(米・G1) 2 2 0
エリザベス女王杯(日・G1) 1 2 0
ジョッキークラブカップ(香・G2) 1 1 2
京都大賞典(日・G2) 1 0 1
天皇賞(秋)(日・G1) 1 0 0
コックスプレート(豪・G1) 1 0 0
オールカマー(日・G2) 1 0 0
愛セントレジャー(愛・G1) 1 0 0
バイエルン大賞(独・G1) 1 0 0
チャーチルステークス(英・L) 0 2 0
ドラール賞(仏・G2) 0 1 0
凱旋門賞(仏・G1) 0 1 0
アルゼンチン共和国杯(日・G2) 0 1 0
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(米・G1) 0 0 2
ジャンロマネ賞(仏・G1) 0 0 1
ギヨームドルナノ賞(仏・G2) 0 0 1
札幌記念(日・G2) 0 0 1
コンセイユドパリ賞(仏・G2) 0 0 1
秋華賞(日・G1) 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。ブリーダーズカップターフを使った馬が最も多く2回優勝している。他は世界各国の様々なレースから参戦して、上位争いを演じている。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
日本 4 3 3 9 21.1% 36.8% 52.6%
アイルランド 3 1 2 11 17.6% 23.5% 35.3%
フランス 1 3 3 11 5.6% 22.2% 38.9%
イギリス 1 2 0 12 6.7% 20% 20%
香港 1 1 2 35 2.6% 5.1% 10.3%
オーストラリア 0 0 0 2 0% 0% 0%
シンガポール 0 0 0 1 0% 0% 0%
ニュージーランド 0 0 0 1 0% 0% 0%
ドイツ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが日本で4勝、次いでアイルランドが3勝となっている。今年はアイルランドからG1・3勝のロスアンゼルスなどが出走を予定している。

欧州でG1・3勝を挙げているロスアンゼルス。(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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