ロザリオン
10戦5勝[5-3-2-0]
前走まで7戦連続でG1に出走し、通算10戦で着外なしの超ハイレベルな実績を築いているマイル路線の強豪。昨年6月以降に気道の感染症で実戦から遠ざかったが、今年5月に復帰後は前々走のクイーンアンSでハナ差、サセックスSでもクビ差と勝利に肉薄している。
ザライオンインウィンター
5戦2勝[2-0-1-2]
前走ジャンプラ賞(G1)3着。英ダービー14着、ダンテS6着から距離短縮で巻き返し。近3走の末脚鋭く、マイルG1でも勝機十分。
ザリガナ
6戦4勝[4-2-0-0]
フランス競馬史に名を刻む名牝ザルカヴァの孫が地元のクラシックホースとして外国勢を迎え撃つ。ただ、仏1000ギニーは優勝こそしたが繰り上がりで、G1では3戦3連対と堅実ながら先頭でゴールした経験がない。今度こそすっきりとした形で決めたいところだ。
カミーユピサロ
11戦3勝[3-4-1-3]
前走エクリプスS(G1)4着ながら、仏ダービー1着→仏2000ギニー3着と春のクラシックを席巻。近3走すべてG1で好走しており、総合力で一歩リード。
トリバリスト
25戦10勝[10-5-5-5]
前走リゾランジ賞(G3)3着。春のミュゲ賞1着、条件戦2着と安定。重馬場巧者で展開次第も、G1相手では詰め甘い。
アスコリピチェーノ
牝4 9戦6勝[6-2-0-1]
1998年のタイキシャトル以来、27年ぶりの快挙に向け期待の高い挑戦だ。すでに2か国の海外遠征を経験してサウジアラビアでは1351ターフスプリントを制覇。マイル重賞を4勝の実績に国際舞台でスピードも証明しており、ドーヴィルの直線1マイルにも対応できそうだ。
アンリマティス
10戦6勝[6-2-1-1]
前走サセックスS(G1)3着。セントジェームズパレスS2着、仏2000ギニー1着と実績十分だが、叩き3戦目でピーク維持が鍵。
リードアーティスト
10戦4勝[4-3-1-2]
明け4歳今年は2戦目のロッキンジSでダンシングジェミナイ、ロザリオンと今回も対戦が予想される相手を抑えてG1初制覇。平坦のドーヴィルに向きそうなスピードを武器としており、直近5年のジャックルマロワ賞で4勝のJ&T.ゴスデン厩舎が送り込むだけに怖い。
ルーリングコート
6戦3勝[3-0-3-0]
前走エクリプスS(G1)3着。英2000ギニー1着後もG1で3着続きと堅実。初のフランス遠征で折り合い面がポイント。
ゴートゥファースト
牡5 15戦4勝[4-1-3-7]
昨年暮れに条件クラスを卒業したばかりで、年明けから挑戦した重賞は2戦とも着外。今回はG1で一段と相手関係が強化し、さらに海外遠征とハードルを上限に置いた感がある。この先に見据えるムーランドロンシャン賞も含め、夢の広がる結果を残せるか。
ザビアリ
9戦5勝[5-2-0-2]
前走ベルトランデュブルイユ賞(G3)1着で3連勝。近3走は稍重~重馬場での好走だけに良馬場では評価が下がる。
クドワー
9戦6勝[6-0-0-3]
前走メシドール賞(G3)1着と復調気配も、クイーンアンS(G1)10着が示す通り格上相手では苦戦傾向。馬場悪化が望み。
ドックランズ
18戦4勝[4-6-2-6]
前走サセックスS(G1)5着。2走前クイーンアンS(G1)を快勝したが、その後は伸び欠き、上位は狙いづらい。