アンソニーヴァンダイク
性齢 | 牡3 |
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父 | Galileo |
母 | Believe'N'Succeed |
母の父 | Exceed And Excel |
調教師 | A.オブライエン |
世界に「ダービー」とつくレースは数あれど、英国のそれが元祖にして別格。アンソニーヴァンダイクは今年6月にその栄冠を手にした。世界最高峰と称されるレースの1つとして、英ダービーとキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの間には密接な関係がありそうだが、英ダービーを制した馬が同年のキングジョージに出走するのは、2010年のワークフォース以来となる。久々に姿を現す大物が注目を集めるのは自然の成り行きだろう。
その英ダービーは4番人気でのG1初制覇。7頭出しで臨んだA.オブライエン厩舎内の人気順でも3番目に過ぎなかった。しかし、デビューから前走の愛ダービーまでにG1レースだけで5戦と経験豊富ながら、そのうち着外はアメリカ遠征での1戦しかない。また、2歳時のデューハーストステークスでは、先日G1ジャンプラ賞(1400m)を制したトゥーダーンホット、短距離路線で活躍するアドヴァータイズに次ぐ3着とスピードも披露しており総合力は高い。
英ダービー馬のキングジョージ制覇(3歳時)は2001年を最後に途絶えているものの、それを成し遂げたのは厩舎の大先輩にして、アンソニーヴァンダイクの父親でもあるガリレオ。父子制覇で18年ぶりの偉業が達成されても不思議はない。