ヴィアシスティーナ
牝7 23戦12勝[12-4-3-4]
昨年10月のコックスプレートでは女傑ウィンクスのレコードを1秒余り更新し、プログノーシスを8馬身ちぎる圧巻の勝利。芝では世界2位にランクされた。年明けからのシーズン後半は初戦こそ1400mで3着も、前々走、前走と距離を延ばしてG1連勝。万全の態勢を整えている。
ドバイオナー
セ7 29戦9勝[9-7-2-11]
2021年の香港Cをはじめ日本調教馬との対戦も多い古豪。2023年にはランヴェットSとクイーンエリザベスSを連勝し、2年ぶりの豪州遠征となる今回も前走のタンクレッドSを快勝している。昨年から2400m路線にシフトしたが、無傷のG1レース3連勝と相性抜群の地なら上位争いは必至だろう。
チェオルウルフ
セ4 18戦5勝[5-4-2-7]
豪ダービー2着から挑んだ昨年は8着に完敗も、明け4歳の今季は10月の豪キングチャールズ3世Sでプライドオブジェニを差し切るなどG1連勝を飾った。前哨戦のG2は写真判定の辛勝も、調教師曰く10月のG1勝ち時と比較して40kg前後の太め残り。ひと絞りでの上積みを目論んでいる。
バッカルー
セ6 24戦5勝[5-4-3-12]
アイルランドからの移籍馬で、移籍後はアンダーウッドステークス(G1)芝1800mでG1制覇。昨年、日本のワープスピードも出走したコーフィールドカップ(G1)芝2400mで2着だった。本年オーストラリア秋シーズンで使われてきた馬が多い中、本場は本シーズン休み明け1戦を使ったのみ。ここに向けて準備してきたローテーションだ。
ローシャムパーク
牡6 16戦6勝[6-4-1-5]
昨年は勝利にこそ恵まれなかったが、初戦の大阪杯でクビ差、11月のBCターフでもクビ差とG1制覇へあと一歩まで迫った。G1初挑戦だった2023年暮れの香港C(8着)から1年足らずでG1の格にも海外遠征にも対応し、すでに必要なピースはそろっている。2025年は初戦から大いに注目だ。
ライトインファントリーマン
セ6 24戦5勝[5-4-4-11]
イギリスからの移籍馬。ジャックルマロワ賞(G1)2着など複数回のG1入着実績があった。移籍後しばらく勝てなかったものの、2024年12月のノーザリーステークス(G1)芝1800m、今年3月のオーストラリアンカップ(G1)芝2000mを優勝。本来の力を発揮し始めている。
トムキトゥン
セ4 24戦6勝[6-3-3-12]
ジオグリフと共に連闘で挑んできた。今シーズンはG1昇格のオールスターマイル(G1)芝1600mを勝利するなどマイル戦線を使われていたが、23年には芝2000mのスプリングチャンピオンステークス(G1)を制しており、今回その適正を示すことができるか。
ヴォバン
セ7 23戦9勝[9-5-3-6]
前走タンクレッドステークス(G1)で3着。近3走は3着、1着、11着とムラはあるが、ステイヤー路線で重賞勝ちを重ねており、力は通用する。
ディナイナレッジ
牝7 40戦10勝[10-5-4-21]
前走オーストラリアンカップ(G1)で2着。近2走は2着、1着と好内容が続き、重賞でも安定したパフォーマンスを見せている。崩れにくい。
ミドルアース
セ5 11戦5勝[5-2-1-3]
前走オーストラリアンカップ(G1)で5着。近3走は5着、1着、8着と内容に波があり、上位陣と比べると安定感に欠ける。試金石の一戦。
リンダーマン
セ5 15戦2勝[2-2-3-8]
前走ランヴェットステークス(G1)で2着。近3走は2着、3着、3着と安定した走りを見せているが、G1での決め手にはやや欠ける印象。
フォークナーパーク
牡6 22戦9勝[9-1-3-9]
前走ランヴェットステークス(G1)で3着。近3走は3着、4着、1着と好走しているが、G1での勝ち切りには至っておらず、あと一押しが欲しい。
ジオグリフ
牡6 20戦3勝[3-2-1-14]
前走ドンカスターマイル(G1)は出遅れが響き、最後方からの競馬で18着。ここは連闘で臨む。皐月賞と同じ左回り2000mに舞台が戻る今回、巻き返しを狙う。