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​カミンスルーで香港マイル挑戦のウォーラー師、地元勢の大将格を警戒

2018年12月04日 13:58

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 現地9日のG1香港マイルにカミンスルーを送り込むオーストラリアのC.ウォーラー調教師。だが名伯楽にとって香港は試金石に過ぎず、15頭をエントリーした来年3月のドバイ遠征を見据えている。

 カミンスルーの半兄は、同じO.グレン氏が所有していたクライテリオン。同馬は2014年の香港カップと2015年のクイーンエリザベス2世カップの両・香港G1で3着と好走した。ウォーラー氏は「サー・オーウェンは非常に国際的な方で、国際舞台での勝利を欲している。今回はいい結果を届けたいと願っている」と語っている。

 5月のドゥームベンカップでG1初制覇を果たしたカミンスルーは、9月のG2トラムウェイステークスも勝利。その後は4連敗し、前走のG1ケネディマイルも11着だったが、ウォーラ―師は「状態はいいし、輸送もうまくいった。状態をキープすることを心掛けており、香港ではギャロップはやらないつもり。今季初戦を勝ったようにフレッシュな状態のほうがいい馬だからね」とコメント。一方で「厳しいレースになるだろう。特にビューティージェネレーションは素晴らしい馬。あれを負かすのは非常に難しいね」と、香港の大将格を警戒していた。