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ロスなく立ち回ったシュラオー、豪G1シドニーCで重賞初制覇

2019年04月14日 11:48

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 豪G1シドニーカップ(3歳以上、芝3200m)がランドウィック競馬場で現地13日に行われ、中団馬群の中からロスなく直線に向いたシュラオー(5番人気タイ)が、好位の一角から外を回った12番人気ヴァンジュールマスクの追い上げを振り切った(0.4馬身差)。

 さらに1.5馬身差の3着に9番人気のグローリーデイズが続き、1番人気のドゥーベは12着、2番人気のミッドタームは9着に沈んだ。

 シュラオーはシーザスターズ産駒の6歳セン馬で重賞、G1ともに初制覇。3歳時の2016年4月に英国でデビューし、昨年7月のレースを最後に豪州へ移籍した。11月からC.ウォーラー調教師の管理馬として再スタートを切ると、4戦目のG3NEマニオンカップで3着、5戦目で前走のG2チェアマンズクオリティで2着と力をつけ、今回の勝利へとつなげている。

 なお、この日のウォーラー師は第6レースのオーストラリアンオークス、第7レースのクイーンエリザベスステークスに続き第8レースのシドニーCでG1レース3連勝を達成している。