オマハビーチ、米G1アーカンソーダービーでインプロバブルねじ伏せる
2019年04月14日 12:50
米オークローンパーク競馬場で現地13日にケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズのG1アーカンソーダービー(3歳、ダート9ハロン)が行われ、逃げた1番人気オマハビーチと番手マークの2番人気インプロバブルが一騎打ちを展開。オマハビーチが最終コーナーで併せてきたインプロバブルをねじ伏せ、1馬身差で勝利を収めた。
5馬身3/4差離された3着に5番人気のカントリーハウスが入線し、G2レベルステークス(Div.1)でインプロバブルを差し切ったロングレンジトディは、3番人気の支持を集めるも6着に終わった。
オマハビーチは前走のレベルS(Div.2)に続き重賞連勝でG1初制覇。分割施行となったレベルSではゲームウィナーにハナ差で勝利したうえ、この日はDiv.1の上位2頭にも先着を果たし、Kダービーに向けて価値ある勝利を手にした。
アーカンソーダービーの優勝馬はクラシックをはじめG1戦線での活躍が目立っており、近年では2015年の三冠馬アメリカンファラオが筆頭。2016年のクリエイターはベルモントステークスを、2007年のカーリンはプリークネスステークスを制し、2004年のスマーティジョーンズはKダービーとプリークネスの二冠を達成している。