今年の英愛1000ギニー馬ハモーサについてA.オブライエン調教師は、ディアドラも出走する英G1ナッソーステークスが、1マイル1/4（10ハロン）に距離延長する適切なタイミングと感じている。

　ハモーサは英愛1000ギニーを連勝後に2100mの仏オークスへ向かう可能性もあった。しかし、オブライエン師は時期を遅らせ、ロイヤルアスコット開催のコロネーションステークスで1マイルに拘ることにした。ハモーサはウォッチミーの2番手に控えてチャンスを待ったが惜敗し、グッドウッド競馬場へ向かう。

「今のところ彼女はナッソーを走る予定だよ」というオブライエン師は、「万事順調という感じだから、1マイル1/4に延ばそうと考えている」「アスコットでの走りは非常に良かった。彼女は凄く素直なんだ。英1000ギニーのように逃げても、控えても苦にしない」と気性面を評価している。

　また、オブライエン師はジャストワンダフルもナッソーSに出走させる可能性を示唆。ジャストワンダフルはハモーサに今季3敗しているが、10ハロン初挑戦の米G1ベルモントオークスでは2着だった。