現地5月2日に行われるバーチャル・ケンタッキーダービーで、米国史上でも屈指の名馬と称される1973年の米クラシック三冠馬セクレタリアトが4.5倍の1番人気に推されている。

　これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が29日に伝えたもの。今年のケンタッキーダービーは新型コロナウイルスの影響で本来の5月から9月に延期が決定。その代わりに、歴代の三冠馬13頭のデータを使ったバーチャルレースが実施される。

　なおセクレタリアトに次ぐ2番人気は、サイテーション（1948年）とワーラウェイ（1941年）で5倍。アファームド（1978年）とシアトルスルー（1977年）、オマハ（1935年）が6倍で続き、最近の三冠馬ではアメリカンファラオ（2015年）が7倍、ジャスティファイ（2018年）が16倍となっている。