モーリス産駒ポートルイス、豪G2サンダウンギニーで「最強の未勝利馬」返上へ
2021年11月24日 12:16
現地23日付けの豪競馬メディア『racing.com』が、モーリス産駒のポートルイスに注目。今週末に控えるG2サンダウンギニーに向けて「ありがたくないタグを振り払おうとしている」と題してレポートしている。
ポートルイスはノーザンファームの吉田勝己氏が所有し、C.マー&D.ユースタス調教師が管理する8戦未勝利の3歳牡馬。そのうち4戦は重賞に出走し、G2のBRCサイアーズプロデュースステークス3着などの実績もあることから「オーストラリアで最強の未勝利馬」という異名を取っているが、ユースタス師は遅かれ早かれそれは過去の物になると自負している。
23日朝の調教を見届けたユースタス師は「ポートルイスはサンダウンギニーに向けて力強い動きだった。(前走の)フレミントンから良い状態で来ている」と仕上がり具合に自信のコメント。その一方で「マイルへの距離延長は未知の世界だね。マイルで走ったことはあるけど、期待したほど上手くは行かなかったから」と距離を課題に挙げ、結果を受けて今後の方針を再評価するつもりと話している。
なお、ポートルイスは現地ブックメーカー『スポーツベット』のサンダウンギニーにおける前売りで3.75倍の1番人気に推されている。