現地30日、香港シャティン競馬場にて香港4歳三冠シリーズ初戦にあたる香港クラシックマイル（4歳、芝1600m）が行われ、K.ティータン騎乗の3番人気ロマンチックウォリアーが中団から差し切った。

　1番人気のパッキングヴィクトリーをマークするように6番手付近でレースを進めたロマンチックウォリアーは、内ラチ沿いをキープしながら直線へ。逃げ粘る2番人気カリフォルニアスパングルに外から並びかけると、最後は半馬身差で競り落とした。

　2着から1馬身3/4差の3着は4番人気のジアイリッシュマン。勝ち馬と対照的に直線で外に持ち出して勝負に出たパッキングヴィクトリーは、ズルズル後退して最下位の14着に沈んだ。

　C.シャム厩舎のロマンチックウォリアーはアクラメーション産駒。デビュー勝ちから無傷の5連勝でクラシックの一冠目をゲットした。