現地8日、香港シャティン競馬場でG3ボヒニアスプリントトロフィー（芝1000m）が行われ、V.ボルヘス騎乗のサイトサクセスが競り勝った。

　直線コースの大外枠から出たサイトサクセスは外ラチ沿いをキープし、残り400メートル過ぎで早めに鞍上が仕掛けていくと、ゴール前では自身より斤量が約7kgも軽いリワーディングトゥギャザーとの叩き合いをクビ差で制した。

　勝ち馬から1馬身1/4差の3着に、2021年のG1香港スプリント覇者スカイフィールドと昨年の香港スプリント11着のデュークワイが同着で続いた。

　J.サイズ厩舎のサイトサクセスはマグナス産駒の6歳せん馬。前走の香港スプリントでは2着と好走しており、昨年は2着だったこのレースで待望の重賞初勝利を手にした。