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メルボルンCの覇者ゴールドトリップ、秋初戦はG2で追い込み及ばず2着

2023年03月01日 13:23

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 現地225日、豪ラドブロークスパーク競馬場でG2ピーターヤングステークス(2歳以上、芝1800m)が行われ、メルボルンカップの覇者ゴールドトリップが秋の戦いに向けて再始動。後方から追い込み及ばず2着に終わった。

 レースは縦長の展開となり、3番人気タイのゴールドトリップは先頭から約20馬身の後方2番手で1000m地点を通過。自身の5馬身ほど前方にいた2番人気スタイネムを目標に進出して追いすがったが、0.3馬身差まで詰め寄った所がゴールだった。

 さらに0.2馬身差の3着に7番人気のキーツが2番手から粘り込み、メルボルンC2着で1番人気エミッサリーは勝ち馬の1馬身後ろから伸び切れず5着に敗れた。なお、この一戦には2019年のメルボルンC3着のイルパラディーゾが、それ以来となる約34カ月ぶりの実戦に臨んだが、最後方のまま10着に終わっている。

 1着のスタイネムはフランケル産駒の5歳牝馬で、202111月のG3サモンドステークス(芝1600m)以来の白星で重賞2勝目。その後はマイル以下の距離で伸び悩んだが、昨年11月にG2メイトリアークステークス(芝2000m)で距離延長を図ると成績が安定し、12月のG1ノーザリーステークスなど4戦連続で3着以上に好走している。