豪ランドウィック競馬場で現地1日に行われたG1ドンカスターマイル（3歳以上、芝1600m）は、中団の内ラチ沿いをキープしたZ.パートン騎乗の1番人気ミスターブライトサイドが直線で抜け出し、背後から内を突いて襲い掛かるマイオベロン（14番人気タイ）を0.13馬身抑え込んだ。

　さらに0.79馬身差の3着に12番人気タイのナゲットが後方から馬群の外を回って追い込み、2番人気のズーガッチャは2番手追走から手応え良く直線に向くも伸び切れず、先頭から4.47馬身差の9着に終わった。

　ミスターブライトサイドは昨年に続き史上8頭目となるドンカスターマイルの連覇を達成し、G1レースも通算2勝目。ここには賞金総額500万豪ドルのオールスターマイルを制して臨んでいた。また、パートン騎手はドンカスターマイル3勝目としている。

　なお、同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、ミスターブライトサイドを共同管理するB.ヘイズ調教師は、日本からユニコーンライオンも参戦予定のクイーンエリザベスステークスに連闘で臨む考えを明かしている。