現地10日に香港のシャティン競馬場で行われるG1香港カップの枠順が確定し、昨年からの連覇を狙う地元馬ロマンチックウォリアーは11頭立ての7番枠に入った。

　昨年は日本馬ダノンザキッドを2着に下して勝利したロマンチックウォリアーは、今季はオーストラリアへ遠征。叩き2戦目だった10月末のG1コックスプレートを制しての凱旋となる。

　香港ジョッキークラブの公式サイトによると、枠順についてC.シャム調教師は「昨年の香港Cも今年のコックスプレートも7番枠だった」とラッキーナンバーを引いたことを喜んだもよう。

　香港馬として初めてコックスプレートを制したことについては「私自身にとっても、香港競馬、そして香港全体にとっても素晴らしいことだった。五輪で金メダルを獲得したようなもので、香港全体の士気を高揚させた」と誇った。

　その一方で欧州のルクセンブルクやオリゾンドレ、日本のプログノーシスやローシャムパークらについて「かなりの強敵だろう。非常に手強いと思う」と海外勢への警戒を強めていた。