性齢 | 牡7 |
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父 | ディープインパクト |
母 | スキア |
母の父 | Motivator |
調教師 | 藤原英昭 |
3年連続のドバイ遠征で頂点を狙うのは、ゴールデンシャヒーンのレッドルゼルだけではない。このヴァンドギャルドも2021年に2着、2022年に3着と惜敗した1頭。2022年は着順こそ後退したが、1着との着差は2021年の3馬身から2022年はハナ差と紙一重まで接近している。2年ともロードノースが優勝(2022年はパンサラッサと同着)しており、ヴァンドギャルドの地力も確かな物を感じさせる。
ただ、この2年間でドバイターフ以外に見せ場を作れたレースは2021年の東京新聞杯と香港マイルしかなく、昨年はドバイから帰国して東京新聞杯と同舞台の安田記念に挑むも15着に大敗。その後は選出されていた香港マイルを辞退するなど、前走のサウジCまで9か月近くも間隔が開いた。サウジCは初ダートの上にゲートで後手を踏み、まったく流れに乗れず大敗に終わったものの、条件的には参考外とできるものでもあり、まずはひと叩きできたことを了と考えるべきだろう。
過去2年の内容と結果からもメイダン競馬場の芝1800mは相性抜群のベストコース。ドバイターフではヴィブロスが3年連続で連対したように、ヴァンドギャルドが続いても何ら驚きはない。かつてコンビを組んでいた福永祐一調教師が調整に参加するなどドバイでのサポート体制も万全で、あとは最高のパートナーというべきM.バルザローナ騎手に任せるだけだ。