ドバイターフ 2023/3/26(日) 00:10発走 メイダン競馬場

沿革HISTORY

ドバイターフ(G1)
2023年3月26日 (日) 00:10[現地時間 2023年3月25日 (土) 19:10]
UAE メイダン競馬場
芝左1800m
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg 南半球産3歳=牡・セン馬 54.5kg、牝馬52.5kg

賞金総額:500万米ドル(約6億7500万円)
1着賞金:290万米ドル(約3億9150万円)
※1米ドル=135円で換算



ドル建ての賞金は前年と同額も、為替相場の急変により円建ての総賞金は約1億円、1着賞金も5000万円近くの増額となる。1着賞金だけで同じ芝・左回りで距離が200m異なる天皇賞(秋)の賞金総額(4億7520万円)に迫る。

レースは1996年に「ドバイデューティフリー」の名称で創設され、今日に至るまで様々な変更が加えられてきた。創設当初はドバイワールドカップと同じナドアルシバ競馬場のダート2000mで行われており、1999年にはG3に昇格。2000年になると芝1800mへ施行条件が大幅に変更され、翌2001年には芝1777mに短縮されてG2へ、そして2002年にG1昇格を果たす。2010年にメイダン競馬場が開場すると再び芝1800mに延長され、2015年にはドバイターフへと改称した。

日本調教馬は2001年にイーグルカフェが初参戦し、G1昇格後は2006年にハットトリックとアサクサデンエンの2頭が初めて遠征。2007年にはアドマイヤムーンが初優勝して3着にもダイワメジャーが続いた。G1昇格からしばらくは南アフリカをはじめ南半球からの参戦も多く、優勝国が毎年のように変わっていたが、2010年代の中盤から検疫の関係で南アフリカ調教馬の遠征が激減。入れ替わるようにして日本調教馬が台頭した。

2014年のジャスタウェイはトラックレコードの1分45秒52で圧勝。さらにリアルスティール(2016年)、ヴィブロス(2017年)が連覇すると、2019年にはアーモンドアイ、2022年もパンサラッサが優勝(同着)するなど、2016年以降は開催中止となった2020年を除き6年連続で連対を守っている。